歴史に合わせて改築進化していったイギリスのチェプストー城をメインに、中世ヨーロッパの城がどの様に発展して衰退していったのかが解りやすく解説されています。
巻頭には城の大まかな見取り図もあるので、文字だけだと解り辛かっただろう部分もしっかりカバー。(よくをいえば居住区の詳細な見取り図も欲しかったところですが)
そして領主級貴族からその奥方、騎士、召使、領民の生活やしきたり等がなかなか詳らかに書いてあり、これを読めばなんとなく雰囲気で読んでいた向こうの時代小説も、理解を深くして楽しめる様になるかも。
ただ載ってる写真は多いですが、文庫本という事で小さくて白黒。
画質も明暗コントラストも悪く、絵的な資料にはまずならないです。