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中世シチリア王国 (講談社現代新書)
 
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中世シチリア王国 (講談社現代新書) [新書]

高山 博
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

もうひとつのヨーロッパ史!
謎の地中海王国が見えてくる

ヨーロッパ、ビザンツ、イスラムという全く異なる3つの文化が共存し、繁栄を誇った神秘の地中海王国。その実像に迫り、中世史を読み直す。

●異邦人と異教徒の国──このように、王妃はすべて海外から迎えられており、彼女たちの周りには母国から付き従ってきた異邦人の一団がいた。忘れてならないのは、この異国から来た王妃たちが、しばしば国政に大きな影響を与えたということである。(中略)パレルモの王宮では、王を世話するために多くの人々が雇われていたが、その大部分はアラブ・イスラム文化の中で育ったアラブ人であった。イブン・ジュバイルによれば、ウィレルムス2世は、このアラブ人たちを深く信頼し、身辺の業務や重要な事柄をすべてを彼らに任せていたという。料理長もイスラム教徒であり、イスラム教徒黒人奴隷からなる軍団も抱えていた。王の側近く仕える宦官の小姓たちは、そのほとんどがイスラム教を信仰する隠れムスリムだった。(中略)異文化接触、異文化交流は、宮廷に限定されていたわけではない。王国そのものが、異なる文化的要素の集合体であったし、王国統治のシステムも異なる文化に属する人々により支えられていた。王国の国政を担い、国王に次ぐ権威と権力を保持していた宰相のほとんどは異国出身である。──本書より

内容(「BOOK」データベースより)

ヨーロッパ、ビザンツ、イスラムという全く異なる三つの文化が共存し、繁栄を誇った神秘の地中海王国。その実像に迫り、中世史を読み直す。

著者紹介

1956年生まれ。エール大学大学院修了、歴史学博士(Ph.D.)。現在、東京大学助教授。エール大学最優秀中世史博士論文賞、サントリー学芸賞、地中海学会賞、マルコ・ポーロ賞受賞。著書に『中世地中海世界とシチリア王国』、『神秘の中世王国』──東京大学出版会、『ハード・アカデミズムの時代』──講談社──など。

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