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中世の神と仏 (日本史リブレット)
 
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中世の神と仏 (日本史リブレット) [単行本]

末木 文美士
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

日本宗教の解明に向けて/神道の形成と神仏習合(日本的な宗教形態としての神仏習合/神道とはなにか/神仏習合の展開)/山王をめぐる神道説(山王の神/本地垂迹理論の形成/記家-知の記録者/天台教学と神道理論-『山家要略記』/神仏関係の逆転-『渓嵐拾葉集』)/伊勢をめぐる神道説(伊勢神宮と中世神道/伊勢神道の形成/両部神道の形成/中世神話/根源を求めて)/神道理論の体系化(両部神道と伊勢神道の体系化/神話から歴史へ-北畠親房/神道の優位-慈遍/神道の統合-吉田兼倶)

内容(「BOOK」データベースより)

中世は仏教の時代と考えられてきました。日本の土着の神たちは仏教の仏たちのもとでひっそりと息を潜めて、せいぜい神仏習合という不純で不本意な形態を取らされていたというのです。しかし、神仏習合はそのように否定されるべき形態なのでしょうか。そこには、従来常識とされてきた日本宗教のあり方とはまったく異なる雄大で自由な想像力が羽ばたき、合理主義に束縛された近代人の思いも及ばない世界が展開しているのです。本書では近年急速に研究が進められている中世神道論の動向を描き出しながら忘れられていた日本の宗教の原像を解明していきます。

登録情報

  • 単行本: 94ページ
  • 出版社: 山川出版社 (2003/05)
  • ISBN-10: 4634543206
  • ISBN-13: 978-4634543201
  • 発売日: 2003/05
  • 商品の寸法: 20.4 x 14 x 0.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 「土着の神」

 これは、神道とか、宗教とかとは別の日本人の心ではないのでしょうか?海から登る朝日に手を合わせる、森の中のせせらぎに手を合わせる、変わった形の雲に思いを寄せる・・・というさりげない行動は、「宗教」として教えられたものではないし、親や学校で教えられたものではない。しかし、かなり多くの日本人がそうした心情を持っている。

 これを「宗教」としてくくるとややこしくなるが「土着の神」に対する敬虔な信仰心ととらえれば、日本における「宗教」が諸外国とは異なることもわかってくるのではなかろうか?

 本書は、政治的に仏教を「強制」された中世において、日本人が「土着の神」を「信仰」していたことを丹念に論証している。

 このことと、その後悪役になっていく神道とは別の問題であるのか、神道は「土着の神」への素朴な敬虔な信仰と関わるのか・・・?この点が今ひとつよく分からないのは残念だったが、戦後の政治的な「政教分離」と違う世界がもともと日本にあったことを示す良書である。
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形式:単行本
歴史学者の方に薦めて頂いて
この本に巡り会いました。

神仏関係の本をまったく
読み慣れていなかったので
用語や書名、雰囲気などに馴染むまで
正直とっても辛かったです。

何度も読みました。

結果、神道への誤解に気づき、

そして

神の名を借りて
宗教を語る人達の立ち居地が
推測しやすくなったような気がします。
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