本書だけではないが、小林よしのりの著作から学べる一番のことは、メディアや他人の言っていることを頭から信用するな、ということだ。それが本当に正しいのか一度疑ってみて、自分で考えるみるべきなのだろう。
人はついつい希望的観測に沿った意見をしてしまうが、それは人だけに限らずメディアも同様なのであろう。さらに言えば、その希望的観測にはそれぞれの信条が合致してさえいる。朝日新聞などがその最たる例かもしれない。小林よしのりも無論、初めは彼の信条に沿う意見を展開しているかもしれないが、それが誤りだと分かれば考えを修正する。戦争に対する考え方は、初期ゴー宣の頃から変わり、訂正もしている。
本書を読んで小林よしのりの意見に賛同しろというわけではなく、メディアの情報操作に踊らされる愚挙を知ろう。