世界中で起こった笑える失敗談を生々しい写真と共に紹介している。筆者が軍事マニアのためか兵器、軍事ネタは詳細を極め充実した内容となっている。例えば「銃身湾曲ライフル」のページ。ドイツ軍は湾曲ライフルを開発するがどうやって狙いをつけるかが問題になる。本の解説では「プリズムのついた特殊な照準器が開発された。さすがは光学先進国ドイツだ。」とあり、爆笑を誘う。「一発勝負打ち上げ成功の大ウソ?」のページでは北朝鮮が8月31日人工衛星を打ち上げた、と言い張ることについて「平和目的のロケットなら何もテレビで放映されたオリーブドラブに塗ることもなかろう。」とスルドイ指摘。この本は間抜けな軍事情報が満載だが、おかしさの行間に兵器に固執する人類の悲しさが染み出している。き?臭い国際情勢の今読んでほしい一冊。