シリーズ名から察すると世界遺産携帯版(若しくは普及版)写真集なの
でしょうか?それとも写真付きの世界遺産検定対策本なのでしょうか?
B5サイズ120pの中には大小数多くの写真を掲載、各写真の説明は最低限に
することで「見せる」作りにはなっています(説明は最低限なのでテキスト
には使えないのでは?)。
が、だからと言って魅せる写真が掲載されているのか否かは別のお話。
同類の本はガイドブックなら歩き方・新個人旅行(昭文社)、ブルーガイド
(実業之日本社)、旅名人(日経BP)、ワールドガイド(JTBパブリッシング)
等々がありますし、紀行ものならやはりJTBパブリッシングや東京書籍等から
類書が発売されています。
特に紀行ものは読者を仮想体験させる作りをしていますので文章で酔わせる
のはもちろんのこと、良い写真を掲載することで、より一層読者をその中へ
引き込もうとしています。
この本も決して写真そのものは悪くないと思うのです。プロのカメラマンが
持てる技量と高性能カメラで撮影した結果から選りすぐったものを掲載して
いるのでしょうから。
でもね、これを読んで・見て旅に出たくなるのか?若しくは行った気に
させてくれるのか?と問われれば否としか言えないのが読後に抱いた感想です。
同額程度のお金を使うのであれば、別のオーストリア若しくはウィーンものの
本を購入した方が元は取れると思います。