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世界遺産――ユネスコ事務局長は訴える
 
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世界遺産――ユネスコ事務局長は訴える [単行本]

松浦 晃一郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「世界遺産」指定を最前線で見つめてきた男 ユネスコ事務局長として9年間活動してきた元外交官が、世界的文化遺産をいかにして守ればいいかを現場の体験を通して「島国育ち」の日本人へ警鐘を打ち鳴らす!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

松浦 晃一郎
1937年山口県佐波郡島地村(現・山口市徳地町)生まれ、59年東京大学法学部を中退、外務省入省。61年米国ハヴァフォード大学経済学部卒。経済協力局長、北米局長、外務審議官(先進国サミットのシェルパを兼ねる)を経て94年より駐仏大使。98~99年世界遺産委員会議長を務める。99年11月アジアから最初のユネスコ事務局長(第8代)に就任。2005年に再任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 314ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/7/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062147483
  • ISBN-13: 978-4062147484
  • 発売日: 2008/7/1
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By isle
形式:単行本
 何やらの意図をこめたと言えそうな、少々微妙な時期に発刊された本ですね。でも、深刻ぶらずに読みやすく「世界遺産」の考えかたやあゆみが手際よく、テンポよく述べられています。
 なかには、個人的な見解も明示された個所もありますが、全体としては立場がありますから、否定的・悲観的な書き方はされていませんし、巧みに避けているものもあります。しかし、本来の主眼は「ユネスコ事務局長は訴える」というサブタイトルが示すように、「今後の課題」と題された後ろ2章なのでしょう。これもグズグズしたところのない端的な記述ですが、現在の世界が抱える複雑多岐な背景をもつ問題に関わります。現ユネスコ事務局の考えかたが示されているととれます。
 重箱の隅をつつくと「?」な記述も皆無とは言えませんが、個々には、石見銀山登録に関する話題、極めて端的に述べられたな彦根城の件など、興味をひくものもあります。
 面白いのは、「世界遺産」が観光地の御守札・権威づけということで反対意見や疑問が呈されているなか、著者は、世界遺産めぐりのツアーが世界的に盛んになっていることについて、「ユネスコ憲章が謳う「国民間の相互理解を深めることに貢献する」わけで、大いに歓迎したいと思う。」(P242)とし、世界遺産登録に向けてのマスコミを巻き込んだブームの必要性まで説いている(P158)ことでしょう。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
世界遺産条約ができるまでの流れや条約が発効されてからの世界遺産の概念の変化などがわかりやすく解説されています。

評価基準6がなぜそれだけでの登録は望ましくないとされたのかや、文化的景観・グローバル戦略・真正性の解釈の変化などの背景も説明されています。
わたしは、ポーランドのワルシャワの歴史地区と同じように第2次世界大戦後に復興されたヨーロッパ都市の遺産は今後認められないと決められていたことを知らなかったので勉強になりました。それ以外にも勉強になります。
ただ、毎年登録の基準がほぼ毎年少しずつ変わっていることにはいろいろな国の思惑が感じられますし、世界遺産には美しい側面だけではないことが伺えました。世界遺産は登録されること以上に、登録されたら保護していくことが大切だと改めて感じました。
危機遺産と聞くといい印象はありませんが、世界遺産を保護するには危機遺産という考えこそが重要なのかなと思います。でも、危機遺産に自ら登録を申請する国があれば、危機遺産に登録されることに激しく抵抗する国もあるそうで…、興味深いです。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
内容としてはまじめな内容です、
が、結構構成が工夫されているので
かったるい感じは受けませんでした。

世界遺産一つとっても様々な裏側があるな、
と感じました。
例えば、登録するにしても、すぐに登録されるものもあれば
そうでないのもあり…等

この本ではそのようなことから、
かなり悲しい現実なども書いてあるのです。

ただ、気になったのは削除された世界遺産は
人間のエゴによって削除の目を見たこと。
人間ってあくまでも欲の塊だと実感しました。

ちょっとした知識を教えてくれるいい本でした。
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