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世界自動車戦争論 1 (1)
 
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世界自動車戦争論 1 (1) (単行本)

by 福野 礼一郎 (著)
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Product Description

内容紹介

待望!「世界自動車戦争論」シリーズ、発刊! 玉石混交のクルマ世界。石もあれば玉もある。礼一郎が本質を見極めたクルマたち。日産GT-R、ロールスロイス・ファンタムから、レンジローバー、アルファロメオ アルファGT、ハマーH3、ジャガーXJまで、時代の空気に流されない本質的クルマ評論の新基準!


著者について

自動車評論家。機械工学一般に広範な知識と実経験を持ち、自動車の設計および生産技術に関する評論著述では第一人者。電子媒体に原稿を執筆せず、また新車発表会や試乗会など自動車メーカーが催す公式行事にも一切顔を出さず、業界内では「変人」で通っている。著書に「ホメずにいられない」「自動車ロン」シリーズ、「福野礼一郎 クルマンガ1~5」、「クルマはかくして作られる」等多数。

Product Details

  • 単行本: 257 pages
  • Publisher: 双葉社 (2008/4/2)
  • ISBN-10: 4575300276
  • ISBN-13: 978-4575300277
  • Release Date: 2008/4/2
  • Product Dimensions: 7.4 x 5.1 x 0.9 inches
  • Average Customer Review: 4.3 out of 5 stars  See all reviews (10 customer reviews)
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35 of 40 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 「そのとおり」としか言いようがない, 2008/8/18
By PANDA (東京都中野区) - See all my reviews
 福野氏のいつもの辛口の自動車評論を期待すると裏切られるが、それ以上にあらゆる意味で深い一冊と思う。
 自動車が、他の業界で行われている一連のヨーロッパブランドが今取っているブランド戦略と同じ道を歩いているという本文の指摘は、残念ながらおそらく真実だろう。
 もっと残念なのは日本には何十人もの「自動車評論家」を名乗る人間がいるが、このような状況を指摘しているのは福野氏ただ一人と言う事実だけである。このことは、福野氏と、他の「自動車評論家」と称する試乗感想記なる中学生並みの感想文や日記を書き散らかしている連中との絶望的レベルの差を表している。
 いわばブランド業界のインサイダーである自分から詳細はいえないが、確かに本文で指摘している時計に限らず、確かに現在ヨーロッパのアパレル及び日常品関係のブランドの戦略は福野氏が指摘するとおりである。実態の分からないファンドがブランドを買いあさってブランドホールディング会社として君臨し、ブランドイメージで商売している。文中でのフェラーリの売り上げの70%が自動車販売以外の売り上げだという指摘は、最初は旅行用トランク製作をオリジナルとしているルイヴィトンがサングラス・時計・文房具を売るというブランドの本質からは訳の分からない状態と軌を一にしているともいえる。
 実際、ヴィトン・エルメス・ブルガリ・etc…日本人の知っているブランドは全て現在正体不明なファンドが所有し戦略を練っている。では、そのようなブランド戦略に敗れたブランドの運命?ドンキーに溢れているナンチャラバレンチノの下着やらTシャツやらまでは落ちないと思うが、それに近い扱いを受けるのであろう。本文で下がり目ブランドとされている(と思われる)ジャガーやボルボがその流れに乗らないことを祈るのみである。
 もちろん、福野氏は3万点からの部品からなる自動車はアパレルや日常品と違い単純にブランド戦略には乗りにくいとも言う。それもまた真実であろうと多少悲観的な気持ちで同意する。まだ、自動車には純粋なブランドホールディング会社は誕生していないし、しばらくはそのような状況はないであろうから。ただ、ロールスロイスやミニのストーリーは近い将来の自動車業界を暗示している気がする。
 最後に最も残念なことを一つ。この本はもとは幻冬社の「ゲーテ」なる雑誌の連載が元ネタだが、最近福野氏の連載が中断している。単なる何かのアクシデントだといいのだが、この雑誌がヨーロッパブランド物のカタログ雑誌であることから、何か別の政治的理由で中止されたのではと想像すると、何とも言えない気分になる。私の悪い想像が当たっているならこの魅力的な本の続編はないだろうし、さらに自分たちは報道規制が敷かれている中国を笑える資格はない。日本のマスコミと称している連中や出版業界が、共産党ではなく広告主という資本の論理に隷属して、読者に真実を伝えることを放棄しているということだからである。自分の想像が勘違いであることを祈るばかりである。 
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13 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars さすがです!, 2008/4/11
さすが敬愛なる福野礼一郎氏の最新著書。
今まで出ていた物は少し昔に書いた物がほとんどでしたが、
今回は最新のGTRをはじめ、現在の自動車業界の話がいっぱい。

今後の自動車メーカーが進んできた道とこれから進むべき道を
わかり易く解説してくれてます。

なぜ自分が海外の自動車に惹かれるかもコレを読んで分かった気がします。
待望のシリーズ発刊! とあるのでこれからも続編が出そうなのもうれしいです。
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5 of 6 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars もっとも高価なブランド品, 2008/12/24
およそ個人が消費・購入するもののなかで、自動車は最も高額な商品の一つ(自動車より高額なのは、「田園調布」「あざみ野」といった不動産くらい?)。その高額商品であっても、著者が指摘のとおり、ハードに差を見出そうとするのは、現在ではほとんどが後付けの講釈のようなもので、ブランド、とされる自動車のハード面での差異というのは、やはり非常に小さくなってきているのであろう。ひるがえって2008年年末において、自動車業界は総崩れ。特に、有力ブランドとされるメーカーほど、苦境にある状況。本書で述べられる、「ブランド戦略」が、この金融環境・経済環境下でどのように変遷していくのか、非常に興味深いところである。個人的には、何人かのレビュアーの方がご指摘の通り、日本メーカーが、日本の長所をいかした形で、このマーケットの混乱に立ち向かって言ってほしいと思うところ。と同時に、やはり欧州ブランドへの感覚的な憧憬が捨てきれない自分もおり、本書はそういった欧州車指向がどのように形づくられているのかを自覚する点でも、非常に読みごたえがあるところ。
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