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世界経済はこう変わる (光文社新書)
 
 

世界経済はこう変わる (光文社新書) [新書]

小幡績 , 神谷秀樹
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

二〇〇九年五月、世界経済の失速が止まらない。

金融システムの崩壊、実質経済の収縮、基軸通貨存続の危機、理念のない巨額の財政出動----。今、何が本当に起こっているのか? 何が失われようとしているのか? 我々が将来のために、今、やるべきこととは? 希望はどこに見出されるのか?

新進気鋭の「行動派」経済学者と、ウォール街を知り尽くす銀行家が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。

内容(「BOOK」データベースより)

二〇〇九年五月、世界経済の失速が止まらない。金融システムの崩壊、実質経済の収縮、基軸通貨存続の危機、理念のない巨額の財政支出―。今、何が本当に起こっているのか?何が失われようとしているのか?我々が将来のために、今、やるべきこととは?希望はどこに見出されるのか?ウォール街を知り尽くす銀行家と、新進気鋭の「行動派」経済学者が、金融恐慌の果てに、本当にあるべき社会と経済、国家の形について語り合う。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 光文社 (2009/5/15)
  • ISBN-10: 4334035051
  • ISBN-13: 978-4334035051
  • 発売日: 2009/5/15
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By recluse VINE™ メンバー
形式:新書
「世界経済はこう変わる」というよりは、「世界はこう変わるべきだ」という色彩が強く出た作品のようです。そこでは貨幣経済のベースとなる信用の崩壊が強調されます。ただ神谷さんのほうは、なんか向こうの世界に行ってしまったようです。宗教や哲学の重要性が強調されます。ただいつもながら、「金融と経営の原点へ返れ」の中で、神谷さんが見本として出してくる事例はどうも時代(古きよき時代の日本の銀行)がかったものが多いようです。ここでは新しいビジネスモデルとの標語とは違い、歴史的な拘束をまとった事例が多数開陳されるだけです。やはり、当初の狙いとは違い、やはり現状分析の鋭さが光るようです。44ページから50ページの部分は見事に現状がまとめられていて、決して以前には復帰のしようがないことが明らかにされます。それは「歴史の終わり」ではなく「アメリカ型資本主義の終わり」です。金融並びに外部からの借金モデルに依拠したヨーロッパ経済もその例に漏れません。そこに示唆されるのは将来の惨憺たる姿です。「アメリカが仕掛けていた金融ギャンブル戦争」とは至言ですが、ここでの問題は、本物の戦争でアメリカ本土が実際に空襲されることはなかったため、当事者のアメリカに「戦争」に負けたという意識がない点かもしれません。読後感としては、伝統のないアメリカの真似は決してしてはいけないし、することもできないということです。小幡さんが指摘する「感性」の背後にある思想の体系化の重要性はそのとおりなのですが、永遠に体系化という偶像にはなじまないのが日本なのかも知れません。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ぐだぐだ 2010/7/19
形式:新書
「世界経済はこう変わる」と題しているが、アメリカの現状が前半に語られ、後半にこうなるという予測が書かれていると思って読み進んでも何も出てきません。こうあるべきというのは語られていますが、じゃあ具体的にどうすればいいのかには触れられていません。後半はだんだん本題と外れた方向に行き、グダグダの内容になっています。新書にありがちな非常にクオリティの低い本です。題にツラレて読むとがっかりします。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By けいちゃん☆ VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
 『すべての経済はバブルに通じる』の人と、現役金融マンの対談。2人とも、現状を変えなければいけないという危機感を強く持っているのが伝わってきた。
 前半の現状の世界経済分析はとてもためになる。これから世界経済がどうなっていくのか、アメリカが破産する日、ドルが基軸通貨でなくなる日も近いことがよくわかる。
 株式会社化というのは責任を有限化することだから無責任経営になる、銀行は潰せるサイズにしろ、日本に必要なリーダー論、ビジネスモデルの変化など目から鱗の言説は多い。
 ただ、生粋の金融マンと生粋の経済学者の対談なのだから、もっと経済について深く突っ込んで欲しかった気が。宗教や哲学がこれから必要になってくるというのはもっともだが、それらについてのバックボーンが当人たちには余りないためか、話が表面的になってしまっている印象を受けた。
 島田裕巳氏の名前が何回か出てくるのだから、せっかくなら生粋の経済学者と生粋の宗教学者を対談させたほうが面白くなりそうだ、と思ってしまう。
 2人は初対面だそうで、年下の小幡氏が神谷氏に気を遣っているのではないだろうか、という感じがして気になった。神谷氏は古き良き時代への原点回帰を唱えているが、若い人から見れば、ただの懐古主義のオヤジのうわ言にしか見えない部分も多い。歴史は繰り返すというが、こういう懐古主義の人が現れるという歴史も繰り返されているのだろう。
 また、一方では「企業は増収増益を目指すべきではない」と言い、他方では「これから日本企業は次の核になる事業・技術をどんどん見つけ出していくべき」という、一見矛盾した言論も見受けられた。2人の中では矛盾していないのかもしれないが、少し説明不足な箇所が多い気がした。
 「アメリカ型資本主義」の終わりは、もう誰の目にも明らかなことである。次に来るのは「新しい資本主義」だと2人とも言うが、もう「資本主義」にこだわる必要もないのではないだろうか。「経済」や「資本主義」に捉われている限り、新たな社会環境のデザインはできないのではないだろうか。
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