お二人ともものすごい先生のはずですが、高飛車感、上から物を言っている感じは全くありません。これまでのキャリアが赤裸々に、屈託無く綴られています。人生の途中に起こった迷いや不安を、どのように考え、進路をどのように見切ってきたのか、読んでいてとてもすがすがしいです。先生方のエピソードは、自分にとってはどういうことなんだろうか、と考えながら一気に読みました。
なぜ日本には国際派プロがいないか、について、黒川先生の国際会議での体験は説得力・熱意に富んでおり、黒川先生が最も言いたいのはここなんじゃないか、ともに戦う仲間を求めているんじゃないか、という思いが伝わってきます。(自分にできるのかは置いておいて)
とにかく、先生方のエピソードを読んで欲しいです。中高生や大学生にも強くお薦めします。とりあえず、やってごらんなさい と先生が背中を押してくれるようです。
欲張りを承知で苦言を呈するならば、最後の「5つの力」でしょうか。「幅」はおっしゃる通りですが、「深さ」もあるはずです。実際にやってみる力、やりきる力 というのもあるのではないでしょうか。
今後、先生方がいろんな場所でお話されるのを期待します。