刊行にあたって
世界戦争犯罪事典編集委員会
二十世紀、人類は二つの対戦によって言語に絶する辛酸をなめ、その度に不戦の誓いを新にしたはずである。しかし、今なお世界各地で様々な紛争が勃発し、多くの犠牲者を出し続けている。その原因はどこにあるのか。現在ほど戦争の本質の研究が必要とされている時代はないだろう。
本書は、戦争犯罪の経過、性格、問題点などを客観的に記述することによって、その実態を明確にし、戦争の本質を研究しようと企画されたものである。
アジア、太平洋地域は日本の気鋭の研究者が担当し、ヨーロッパ、アフリカ、中近東はドイツ国防大学のフランツ.W.ザイトラー教授の全面協力のもとにドイツ少壮学者が執筆、充実した内容となった。
戦争犯罪を通して正しい歴史認識を深めることは、恒久平和を求める道でもある。その高邁な理想の追求のためにも必要欠くべからざる事典であると自負している。
登録情報
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