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世界屠畜紀行 単行本 – 2007/1

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登録情報

  • 単行本: 367ページ
  • 出版社: 解放出版社 (2007/01)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4759251332
  • ISBN-13: 978-4759251333
  • 発売日: 2007/01
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 37件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 77,213位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
みなさん既に書かれているように、身ぢかなようであまり知らない食肉が「生産」される過程を各国で比べて書かれた本です。

イラストなどでどぎつくならず、またどうしても日本人であれば目を背けることの出来ない食肉産業に関わる人への差別の問題をも考え合わせており、従来の多くのこの手の本がこの辺の記述に関して甘かったことを考えると、とてもフランクな印象を持つ本です。

ただ、個人的に気になったのは、この著者のスタンス。
こういったルポを書く上ではライターがある種のスタンスを持ちながら取材をするのは当然ですが、この本ではそれがうるさく感じる時もあります。

例えば韓国での犬の屠畜の項。
「ウチザワは平気」という言葉に代表されるよう(というよりも本書ではこれが多出して少々煩い)に、この著者は犬をかわいがることとそれを食用にすることになんら相反するところを感じない=両立することと考えているのはわかります。
しかし、どうしてもそういう風に考えられない人の気持ちを理解しようと言うところが見られないため「なんで一緒のこととして受け入れられないんだろう」という以上のところに論理が進みません。

これはわかりやすい例として挙げたものですが、他でも同じようなことを感じました。
食肉産業に関わる
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形式: 単行本
世界各国の屠場、屠殺の実際、屠畜業者のものの考え方や社会的立場といった
ことについて広汎に取材しており、その情報量、資料的価値は素晴らしいの一言。
イラストも素朴だがわかりやすく描かれている。
しかし、それらを台無しにしているのが著者の文章で、「みんな嫌がるがウチザワは
平気」「どうして嫌がるのかウチザワにはわからない」といった道徳的揶揄とも
自己アピールともつかない文言がいたる所に顔を出し、読後感を損なうこと
おびただしい。屠畜業者に対する差別などにも触れているのだが、「なぜ差別
するのか理解できない」というスタンスから一歩も動かないので、一面的で平板な
ものにしかなっていない。
同じテーマで別の人が書いていれば、またはせめて著者が資料だけ用意して別の
ライターが書き下ろしていれば、と思わずにいられない。
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形式: 単行本
最近読んだ食育関係のレビューで推薦されていたので読んだけれど、お肉を食べるからには知っておいたらいい内容が書いてはあるものの、自分を「ウチザワは・・・」と連呼する文に違和感・・・。この人はバブル世代の人ではないかなぁ。ただ事実を客観的に見つめる視線じゃないんだな。野次馬のノリなんだよね。え?豚?どうやって殺すの〜?えー血がドバドバ?ウチザワ、怖くない〜。肉おいしそう〜。自分が怖かったか怖くなかったか。怖くなかった自分にみんなから「君ってすごい」と言ってもらう。
それが読んでいてめんどくさく、だいぶ読み飛ばしてしまいました。

それとは別に・・・・分かったこと。

・日本の食肉安全衛生管理は非常に徹底している。
・アメリカの場合、ダブルスタンダードとなっている。通常の肉(Kマートで買えるような)の場合LowestJobとしてヒスパニック移民が担当。 中流リベラル層はオーガニック(トレイダーズジョーで買うようなの)を買って動物愛護の罪悪感を軽減させて(たつもりで)いる。
・食肉解体業者への偏見は韓国、日本にあるが、その他の国ではない。

「大きな森の小さな家」ではローラたちは秋になり豚をベーコンにする季節になると膀胱を風船にして遊ぶ。これは一大収穫祭、という感じのお祭りだ。家族の幸せな生活の1ペー
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投稿者 ぽるじはど VINE メンバー 投稿日 2007/4/1
形式: 単行本
 『部落解放』のようなマイナー誌に連載されていたからなのか、著者自身の興味が高じて持ち込み企画として始まったのでかは分からぬが、旅費も出ない自腹取材の集大成としての本書は、(著者の努力とコストを正当に評価する為にも)多くの人に読んで欲しいと思える良書だ。

 同類書の鎌田慧著『ドキュメント屠場』よりも、イラストが多用されている分イメージの湧かない人にとっても分かりやすく読めると思う。

 『世界』と銘打ってはいるものの10カ国程度で、1番詳しく書かれているのは東京であったりもするが、肉・ホルモンのみならず、皮のなめし・各国の祭事や差別、捌かれる動物も犬やラクダまで幅広く、最後には自身が風呂場でキジ・小鴨の羽をむしる体験をする。

 都会に住んでいると、自分で食う動物を飼うことも屠る事もなく、命と食のつながりも分断されてしまっているが、植物を含めた多くの生物が生命を絶って我々に食を提供してくれているという根本的な事を、読後考えさせられる書であった。
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