ネットの記事を見て購入したのだが、私としてはハズレであった。実質的には☆2.5といったところ。
内容としては大体が1人について4〜6行程度、長くても10行程度の記述である。もっともイラストがついている人物はその分、1行あたりの文字数が少なくなるので、実質的にはもっと短い。
よく図鑑や全集などデータ系の本の見開きの両側に"豆知識"とか"おもしろメモ"といった感じで、こぼれ話的な文章が短く書いてある場合がある。内容的にはあんな感じだと思っていいだろう。
"どういう人が世界史に名を残しているのだろう"という事が知りたい人には良いのかも。勿論その先は自分で調べる必要があるのだが。
また世紀別に書かれているので、たとえば"徳川家康のいた頃に、外国ではどんな人物が活躍していたのだろうか"というような事を知りたい人にも便利だとは思う。
あと挿絵の付いている人物の人選にはちょっと疑問が残る。ソクラテスとか徳川家康とか、特に歴史好きでなくても何となくイメージがわく人物にも結構挿絵がついているのだ。全員に挿絵が付くのならともかく、そうではないのだから、一般的な日本人がイメージしづらい人物に、より多くの挿絵を付けた方が良かったのではないか。
ネットでの紹介文では如何にも"有名人の意外な一面"が書かれているという感じだったので、そういう意味では物足りない部分が多かった。
著者が好きな歴史上の人物を著者の思い入れで語っているという雰囲気なので、この著者が好きな人には良いかもしれない。ある意味ファンブックの一つとして。