Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
世界史の臨界
 
イメージを拡大
 

世界史の臨界 [単行本]

西谷 修
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
2点在庫あり。ご注文はお早めに。

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本と理性の探求 ¥ 2,520 をあわせて買う

世界史の臨界 + 理性の探求
合計価格: ¥ 5,145

在庫状況の表示

  • 対象商品: 世界史の臨界

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • 理性の探求

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

世界史とは「歴史」としてのヨーロッパの名,500年の円環を閉じる「近代」のプロジェクト-世界化する文明の運動原理を明らかにし,イスラーム,クレオール,近代日本に,同化と差異の歴史を探る.「歴史の主体」の後継者たることでも,前近代からの批判でもない,来たるべき歴史のヴィジョンとは.

内容(「BOOK」データベースより)

何が終ったのか―グローバルな一元化に向かう世界の現在を、千年のスケールで批判的に解剖する。民族の軸によって「歴史の主体」たろうとすることでも、イデオロギー崩壊後の勝利の歌にくみするのでもない、生きられる「現在」=歴史のヴィジョンとは。

登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2000/12/22)
  • ISBN-10: 4000236180
  • ISBN-13: 978-4000236188
  • 発売日: 2000/12/22
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 316,962位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この商品を見た後に買っているのは?


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

カスタマーレビュー

星4つ
0
星3つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本著はキリスト教暦における本来「特殊的」経験であるはずの「ミレニアム」が全世界で共通した「普遍的」経験として認識され祝われるという現象を起歩として、この世界的経験が成立する根拠・過程を歴史的、宗教的、思想的、文明的視野から解き明かす。そして「世界史の臨界」を眼前にの「イスラム」、「クレオール」、「辺境」などのキーワードから「別の」世界性構築の可能性を探る。

目次は以下の通り

世界史の登録商標
歴史の終り?
「歴史」とはどういう装置か
「世界史」の発明
「ヨーロッパ」はいかにして自己を形成したか
世界史の臨界
別の「世界性」に向けて―イスラーム的現代
「歴史」とその亡霊―クレオールの語り
共産主義と無神論
歴史と内在―宮沢賢治の一〇〇年

フランシス・フクヤマの「歴史の終り」というテーゼについて語られる。これはソ連の崩壊、中国の資本主義化などを眼前にした資本主義の自由、民主という価値観の普遍性の「勝利」が謳ったものである。

労働者や女性、様々な社会的マイノリティーの権利伸張、社会福祉、植民地の権利独立を促したのは、他でもないこの「対案」の圧力のためであり、実際植民地の独立に強い抵抗を示したのは「人権」や「民主主義」を掲げる西洋諸国であった。そしてこの西洋諸国の抑圧に抗するがゆえに、多くの国々は「壁」の向こう側へと属したのである。

「それまでの自己批判や修正も忘れて、「市場経済と自由主義」という極めて曖昧なものを無原則に肯定し、転がり込んだ「正当性」の上にあぐらをかくことになる。」24頁

この転がり込んだ「正当性」を西洋資本主義という価値観の勝利という図式に短絡的に当てはめようとするものがヘーゲル主義者的「歴史の終り」テーゼであり、その強力なイデオロギー性であった。またなによりこれはホワイトハウスの声である。これが「世界新秩序」構築のために起こした数々の人道に対する犯罪は周知の通りだ。

また興味深いものが「世界史」という装置に関する考察である。なぜヨーロッパのみが「世界史」の主体でありえたのかという問いへ繋がる。ヨーロッパとは元々ゲルマン系の征服者がローマ・カトリック教会の「普遍的」イデオロギーの担い手、そして偉大なギリシャ文化の継承者として振舞うことで自己を確立した。

「<西ヨーロッパ>とは、文化としてもその担い手としても、度重なる移住と征服をとおしての、文明の重複と継承、錯綜と交錯の上に初めて形作られたもの」であり、「<西ヨーロッパ>はまさしく「歴史的」であり、またそれゆえにこそ『正統性』と『身分証明(アイデンティティ)』とを必要とし、他の文明に先駆け、みずからを主体として<世界史>を構想するにいたったのである。」109頁

「正統性」を持たぬからこそ、他者を鏡としてアイデンティティを求めるのである辺境に位置した日本は本来が自らの「正統性」を持たなかった。しかしそれだからこそ自らの「アイデンティティ」を死に物狂いで構築し、「世界」における「主体」の確立を求めての狂奔へと向かったといえる。

「世界史」とは「ヨーロッパ」の歴史的な自己伸張のシステムであった。我々は(「世界史」にとってのフロンティア無き)グローバリゼーションの時代において、まさに「世界史の臨界」を迎えている(この「世界」に「主体」として長らく君臨した「ヨーロッパ」は今EUという一つの具体的地域概念へと化した)。

この著作には「ヨーロッパ」への同化不可能性を孕む「イスラム」、「ヨーロッパ」という安定した「アイデンティティ」を蝕む「クレオール性」、東北から世界、そして宇宙へと視線を向け続けた宮沢賢治や、宮古島を例として辺境から直接的に世界へと繋がる新たな可能性としての「辺境性」など刺激的な論考が含まれている。

どれも個人が国民国家という大文字の「アイデンティティ」の枠組みへと絡め取られないための、有効な視座を提供している。これを踏まえることで(ジャン・リュック・ナンシー等の)新たな共同体概念構築の意義が理解できるような気がした。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By カスタマー
形式:単行本
今、生きていることについて、その存在としての感度が鈍くなっている現代人にとっての必須の本。一人の人間として、遠く未来図を眺望することすら、忘却している・・・その只中で、読みながら文章の中に意識だけではなく、現実の視界までが変っていくような気がしました。
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す










この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換