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世界史とヨーロッパ (講談社現代新書)
 
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世界史とヨーロッパ (講談社現代新書) [新書]

岡崎 勝世
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

キリスト教の呪縛、オリエンタリズム、国民主義的歴史、世界システム論……
「歴史」はどう書き変えられたか!?

「世界史」はどのように創られたのか。キリスト教的歴史観の成立と変遷、国民主義的歴史の誕生など、西欧的世界観・歴史観を根本から考える。

内容(「BOOK」データベースより)

「世界史」はどのように創られたのか。キリスト教的歴史観の成立と変遷、国民主義的歴史の誕生など、西欧的世界観・歴史観を根本から考える。

登録情報

  • 新書: 272ページ
  • 出版社: 講談社 (2003/10/20)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061496875
  • ISBN-13: 978-4061496873
  • 発売日: 2003/10/20
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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47 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 白馬の王子 VINE™ メンバー
形式:新書
歴史とあるが、ヨーロッパ人がどのように時間や自分達の住んでいる世界がどのようなものだったのかということが書いてある。古代から始まり、現代に至るまでの世界観がわかりやすく書いてある。実は歴史の現在区分である、古代、中世、近世、近代、現代といった区分の仕方は、学問的な根拠からではなく、キリスト教から発しているものだということがわかる。世界の拡大から、差別的思考が生まれ植民地支配を西洋人がおこなったということなど、西洋文明の弊害とも言うべき現象もどうして発生したのかということまでわかる。歴史というよりも西洋人の観念が良く理解できる。哲学や社会学に興味がある人でも十分面白いと思う。
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
この本はヨーロッパ人の歴史認識、歴史観が時代により、どう変化していったかを解説した本です。内容を簡単に説明すると、

【古代、ギリシア、ローマ時代】円環的時間認識、歴史は繰り返す。世界はヨーロッパ、アジア、アフリカの三大陸、ヨーロッパ以外の地域には怪物が住んでいる。ヨーロッパは自由、アジアは隷属。
【中世、キリスト教時代】聖書的時間認識、創造と終末、人類史は六千年。聖書中心主義。
【近世、宗教改革、大航海時代】カトリックとプロテスタントによる年代学論争。アメリカ大陸の発見、怪物は存在しないが野蛮人が住んでいる。
【近代、啓蒙主義時代】ニュートン的時間認識、時間には始まりもなければ終わりもない。聖書と歴史を区別。ヨーロッパは進歩、アジアは停滞。
【近現代、国民国家時代】歴史主義(史料批判)による、歴史の見直し。化石や遺跡の発掘などで古代の再発見、再評価。

「常識とは大多数の人間が共有する偏見にすぎない」とよく言いますが、この本を読めばこの言葉の意味がよく分かります。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
歴史観の変遷 2008/11/23
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書|Amazonが確認した購入
ヨーロッパにおいて古代から現代に至るまでに、時間に関しては、1)円のように循環、2)始点と終点の定まった直線、3)過去と未来の両方向に無限に伸びる直線、と言った風に捉え方が変わってきている。空間においても、地球が丸いと認識されていなかった時代があるのである。

時間や空間の認識が現代とは違う時代においては、当然ながらそれに見合った歴史観が涵養されるが、本書はヨーロッパにおけるその変遷を綴ったものと言えるだろう。
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