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世界中が雨だったら (新潮文庫)
 
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世界中が雨だったら (新潮文庫) [文庫]

市川 拓司
5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

ここにいるのはもうひとりの僕です──愛を見失った少年、少女。愛を手探りする大人たち。ミリオンセラー作家の魂の叫びが木霊する三つの「愛」の物語。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

「さよなら、姉さん」両親から蔑ろにされ、級友から虐められ続けたナイーヴな少年。「生きるのよ。いつだって、わたしはあなたの味方だから」世界の果てまで追いつめられた彼の孤独に、たった一人の理解者だった姉の願いは届くのか―。限りなき絶望、喪失の予感、その果ての静かな哀しみ。恋愛小説の名手が、心の裡をさらけ出した表題作を含む3編。最初で最後の個人的な作品集。

登録情報

  • 文庫: 299ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/11)
  • ISBN-10: 4101334714
  • ISBN-13: 978-4101334714
  • 発売日: 2007/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.4  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 449,338位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
愛というものを知らない少女。愛されることを望む少年。女性をどう愛すればいいのか分からない青年。そこに描かれているのはゆがんでしまった愛だった。どちらを向いても出口が見えず、閉塞した世界の中にいるような息苦しさを感じる。どこにも救いを見出せない。作者の描く世界はいつも独特の雰囲気を持っている。だがその世界は頼りなく、ふわふわと漂っている。そこからつかみ取れるものはない。読後、物足りなさだけが残った。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「今、会いに行きます」に代表される市川作品のファンタジーのような淡い純愛作品を期待すると見事に裏切られる一冊。彼の作品の私のイメージとは全く雰囲気を異にする作品。3つの異なるストーリーがおさめられているが、どの物語にも殺人や自殺といった死がテーマに盛り込まれている。その雰囲気は暗く、時に切ない。特に二作目の「世界中が雨だったら」は、少年の逃げ場のない緊迫感が克明に描かれ物語の引き込まれた。両親からの愛情の欠如や、いじめの対象でしかなかった虫けらのような学校生活。多くの負の要素が少年の心

を老人のように変えてしまったのだろう。唯一の見方である姉の救いの手も届かない。切なさに涙が止まらなかった。ラストにはほんの少しの光明が残る。後味の悪さを鑑みても一度は読んでほしい秀作。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By June
形式:単行本
息苦しくなるような市川作品

前作までのストレートな愛とは
大きく異なる展開に少し戸惑う人もあるかもしれません。
ただ悲しい、苦しい、辛いそんな感情と
どうしようもない人間のもがきが
心を強く締め付けます。

ダークな展開ではあるもののやはり市川作品ということで
最後には・・・・かも

自身の言うとおり、もう一人の自分であり
著者の裏側を垣間見ることができる作品です。

このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
予想外でした
今までの市川さんの作品は、純愛ですとか
少しSFの要素が入った恋愛物語が主だったと思います。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Debussy
雨は止むことがあるのか。
琥珀の中に、世界中が雨だったら、循環不安といった3部から構成されてます。 どのお話も“愛”というテーマの中に“死”が共存しています。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/22 投稿者: h
意外な一面
市川さんの作品の中では、異色な感じがしますが、独特の優しさ、儚さはちりばめられており、毒気もありで、面白い作品です。一気に読みました。市川さんの意外な一面を見れた... 続きを読む
投稿日: 2009/10/9 投稿者: ゆま
驚き
市川さんはこんなストーリーも書くんだと、とにかく驚きです。
三作とも、今までの市川さんの作品と比較すると、その差違に驚かされます。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/12 投稿者: ubuntu
驚き
市川さんはこんなストーリーも書くんだと、とにかく驚きです。
三作とも、今までの市川さんの作品と比較すると、その差違に驚かされます。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/30 投稿者: ubuntu
別の意味でせつなくなります
表題作「世界中が雨だったら」を含む3篇で構成されている。
文庫裏の紹介文に「最初で最後の個人的な作品集」と記されているとおり、... 続きを読む
投稿日: 2008/3/17 投稿者: 考えるサラリーマン
この作家の一つの持ち味なのか
他の作品にあるような独特の優しさが、この著者の持ち味だと感じていた。
しかし、本書はそれらの作品とは完全に一線をかく味わいとなっている。... 続きを読む
投稿日: 2007/12/9 投稿者: ニャンゴロ
救いのない冷たさ、残酷さ
世界中が雨だったら・・・

「いま、会いにゆきます」の感覚を求めて読むのであれば、... 続きを読む
投稿日: 2007/12/7 投稿者: *あんじ*
私には合いませんでした
他の方の評価が高くてビックリしました。『いま、会いにゆきます』とのギャップから評価も分かれるだろうとは思いましたが。ごめんなさい、私には合いませんでした。続きを読む
投稿日: 2007/3/26 投稿者: キリン
ちょっと今回は、感情移入が難しかったな…
短編が3作品入った本でした。

タイトルに引かれて手に取ったのですが、

ちょっと現実離れしていて、... 続きを読む
投稿日: 2006/9/19 投稿者: ko-rin
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