東日本大震災の前に書かれたはずなのに、震災で苦しむ日本を元気付けるような話が満載で驚きました。
筆者夫妻は1994年に、ロサンゼルスで起きたノースリッジ大地震を経験し、相当な物理的、精神的なダメージを被ったそう。続いて、奥さんの故郷宮崎で新燃岳噴火を経験。
ノースリッジ地震の際、米国人の多くは政府援助のスローさを嘆き、長い間打ちひしがれていたとか。一方、南国宮崎では、噴火の数日後からホームセンターに降灰そうじ道具を買い込む人であふれ、復興の息吹に満ち溢れていたそうです。
日本は「とにかく再起する国」という筆者の言葉に、勇気付けられました。
こんな風に、筆者が体験したエピソードをもとに、日本のよさを再確認する本です。
日本のコンビニやスーパーのサービスの良さをほめつつも、マニュアル文化に対するつっこみも。たった300円の買い物をクレジットカードで「1回(払い)でよろしいですか?」と尋ねる店員に「マジで?」。という感じで、笑える話、面白い話が多く、楽しめます。