ナショジオの出版物は写真が良い。
本書を見ていて、ここも、あそこも、と、現地に行きたくなった。それは魅力的な写真の力によるところが大きい。
しかし、本当に素晴らしいのは「まえがき」で、旅に関心があるなら是非読んで欲しい。
筆者がエクアドルのワオラニ部族という石器時代の生活様式をおくる人々を取材したときの事を記している。
2週間の滞在の内に、筆者の既成概念が揺らぎ始め、当たり前だと思っていたことも、別の見方をするようになった、という。
また、現地のリズムに合わせて生活するようになり、帰る時には筆者の中で何かが変わっていた、と。
他にも、なるほど、そうだね、ということが書いてある。
値が張るので星を一つ減点。