会計や決算書の見方は一通り分かっているのですが、
それを一般の社員向けに教育するための参考書として読んでみました。
自分が長い時間をかけて決算書とにらめっこしたり、本を何冊も読んで理解してきたことを
1〜2時間でわかりやすく、その分野に知識・経験のない人たちに説明するというのはとても難しいことです。
つい詳しく話したくなってしまうので、どこを切り捨て、どこを付けくわえれば興味深く学んでもらえるか。
そのような意味でとても参考になりました。
初心者向け過ぎると物足りなく思うのはちょっとこの本のコンセプトを理解していないというか、
使い方が違うというか・・・・・。
全くの経営分析や会計の素人の方か、私のようにその分野の教育の仕方を研究している方に向いていると思います。
また、個人的にもスタバのコーヒー一杯300円の利益が21円ということが決算書から読み解けるという発想は
なかったので、とても興味深かったです。
言われてみれば当たり前の話ともいえるし、厳密にはちょっと違うのですが、そのざっくり見てしまおうという姿勢が
逆に多くの知識、経験を得てしまうとなかなか出来ない事なので大切だと気付かされました。