◆第一印象
・シンプルを掲げているだけに、構成や内容もシンプルを重視しているのが良い
・言いたいことを絞っているので理解がしやすい
・ビジネスツールとの関連性などもわかりやすい
◆感想
「戦略」というテーマを「目的と手段」「選択と集中」と大変シンプルにまとめており、戦略を考える上での基礎定着を図っている。本書でもあったが、野球で言う「とる」「投げる」「打つ」などの基本ができなければ野球にはならないということ。特に共感できたのが、こういった基礎を疎かにし、なんとなく野球している、なんとなく野球の試合に臨んでしまっている人の多さというところだろう。多くは語らないが「ごっこ」をしているようではダメだということである。
本書を読み、自分なりに基礎を身につければ、これまで回り道をしていたような人、頑張ってもなかなか成果として認められないような人にとっては、参考になるだろう。また、実績や経験を積んだ人でも、曖昧に思っていた部分などを、さらに自分なりに整理し理解を深めることができ以後に役立つものに違いない。
特に良いのが思考フローが大変シンプルになるだろうということ。やりたいことやミッションが与えられるような人にとっては、本書は有用であり、また、そのままプレゼンに起こせるものであるため、何度も読み返しながら論理的な整理やプレゼンが可能となるはずである。
自分自身、ここまで読み返すだろうと思った書籍はなく、最近の中では一番のヒットであり、様々な分野での適用や応用が可能そうだとわくわくしている。また、以前読んだA4一枚企画書と融合させれば、より説得力があり明快なテンプレートが作れそうだと思っている。自分の考えが整理できない人、論理的ではないと思う人には是非参考にしてもらいたい。