子育てに忙しい毎日でも、さっと読んで、すぐわかるので、優秀な本だなと思います。
必要な情報がコンパクトに網羅されています。
放射能の危険性をわかって欲しい第三者(祖父母や友人など)にすすめるにも、500円
ですから気楽ですよね。
一方、小さな疑問点もあったので、率直に書きます。
ちょっと「あれ?」と思ったのは、「情報収集にツイッター」という箇所でした。
「ツイッターの正しい情報を見極めよう」とも書かれてますが、実際には難しいです。
確かにスピード感があって便利だけど、根拠がない情報が出回ることもあります。
新聞やテレビが正しい報道をしてこなかった責任は大きいですが、ツイッター情報は
自分でちゃんとソースを確認する習慣をつけた方が無難かな、と。
(著者オススメの人の中にも、そそっかしい人がいますし…)
また、野菜の汚染ですが、作物の種類や産地により、かなり差があります。
例えば、同じ福島産でも、桃とキュウリではセシウムの数値が違います。
東日本にも土壌の汚染が少ない土地はあります。
西日本にも汚れた雨は少量ながら降っています。
だから、いきなり「北海道か名古屋以西」というのは、少々乱暴かなと思うのです。
検出限界の問題があり、検査結果が「ND(検出なし)」でも汚染ゼロとは限りませんが、
産地を詳しく勉強することで健康を守ることは可能ではないでしょうか。
あと、外国産の粉ミルクは、要注意です。
敏感な赤ちゃんだと、ミルクを変えることでお腹がゆるくなる可能性があります。
それに加え、外国産はかなり味が違うことがあり、飲んでくれないかも知れません。
ネットで大量に買い込まない方がいいと思います。
うるさいことを書きましたが、以上の疑問点は、ささいな問題です。
放射能汚染そのものが、まだまだ現在進行形で、全体像が見えないのが現状です。
この本は一つの出発点として、自分の頭で考えていくことが大切だと思いました。