通常、「富裕層」との表現から想起される消費者層と、この本にて独自に定義されている「新・富裕層」とは大きく異なるようです。
本分21p中の定義から一部引用すると「高給取りでもない事務職の女性だが、自宅から通勤しているため、月々のお小遣いがたくさんある」「あまり給料をもらっていないが、食費を削ってでも自分の趣味に関わるものにお金を注ぎ込む」人が、この本における「新・富裕層」だそうです。
6章で挙げられている各種の「しかけ」も、「しかけ21・大台割れ価格で安さを演出する」「しかけ89・コストカット陳列をする」など、通常の意味での富裕層に対しては逆効果になるような施策が多く挙げられています。
富裕層マーケティングの勉強にはまったく役に立たない本ですが、批判的視点で読むことにより自身の富裕層マーケティングに関する知識をチェックするのには役に立つかもしれません。