企業のM&AをきっかけとしたSCM構築プロジェクトを題材に、ゴール設定などプロジェクトのQCDを進捗にあわせてマネジメントするための取扱説明です。
プロマネ系書籍の多くは、WBS、PERTの作り方などが中心となってしまうことが多く手法の使い方(取扱説明書)になりがちですが、この書籍ではSCM構築プロジェクトを題材として、ストーリー仕立てになっている点が特徴です。
とくにストーリー仕立てでよかったのは、プロマネの業務の中で重要かつ難しい点であると思うので経営者への目標説明、中間報告などのタイミングやそこで説明すべきことのポイントの説明で、急にプロジェクトをマネージメントする立場になったとき、手法も進め方も何が起こるのかもイラストも多く、ライトな感じで、少々大雑把すぎる点もありますが一気に理解するためには良書だと思います。
ちなみにマネジメントというと有名なドラッカーは戦略系(長期的な方針の立て方=会社全体)、こちらは戦術系(遂行方法=社内の1プロジェクトの実行)という感じです。