タイトルにある「世界一」かどうかはさておき、
ドラッカーの理論を咀嚼し、そのエッセンスについて
平易かつシンプルな文章で端的にまとめられた良書。
ドラッカーを読み解く上で十分に理解しなければならない数々のキーワードを
この本では多くのエピソードや具体例を用いたり、
また複数の言葉に換言して説明してくれてる。
そのことによって、「つかみどころのない」「難解な」ドラッカーを
より身近なものとして感じることが出来る。
またブックデザインも、緑色の文字で書かれた本文と
上下に大きめに取られた余白部のおかげで、
書き込みをしやすく、またエンピツで書込んだ文字を見つけやすいという
読者へのさりげない気配りがありがたい。
一度ドラッカーの著作に挑戦し挫折した方、
挫折はしなくとも読み終わる頃にはドラッカー理論に迷子になってしまった方、
もちろんこれからドラッカーの世界に踏み出そうとしている方に
特にオススメの一冊である。