KAWAIIは世界共通語になっている。そんな現実をフランス、スペイン、ドイツ、イタリア、韓国、バンコクを渡り歩き、日本のポップカルチャーの祭典を見て歩いた著者が語る。数万人を動員する日本祭りが世界各国で行われており、それをよく知っているのが外務省の現地職員や麻生総理だったのだろう。
フランスのジャパンエキスポに代表される日本祭りでは何が行われているのか。日本のアニメDVDが売られ、漫画が売られているいるのは勿論だが、カワイイ格好をしている自分を見てもらいたい、日本の制服ファッションに憧れる、日本人になりたい、原宿ラフォーレに行きたい。そんな若者たちが互いのファッションを見て、評価し、参考にする。
以外だが、パリやミラノのファッションは大人向けであり、金もないガキ(ティーン)向けのファッションはほとんどヨーロッパにないそうだ。子供の頃から日本のアニメを見て育ち、ネットで日本の流行を調べ、日本のなんちゃって制服を真似て取り寄せたり、自作する若者たち。カワイイは「日本的」「東京的」でスーパーキュートなのだそうだ。日本だけがそのことに気付かず、国立メディアセンター構想を潰してしまった。
今や原宿をはじめとする東京は世界中の若者の聖地と化している。外国人へのお土産は、その方にティーンの女性がいたら、渋谷109で買ったアクセサリーが最高なのだろうな。