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世界インフレ襲来
 
 

世界インフレ襲来 [単行本]

熊谷 亮丸
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

世界経済の潮流はインフレへ!

資源価格高騰のなか、グローバル経済はどう動くか? 東日本大震災後の日本は、
不況下の物価高(スタグフレーション)や国債増発による金利上昇(クラウディングアウト)を
避けられるのか。

世界経済の潮流がインフレに向かうと、金利は上昇し、株は業績相場に転じる。
インフレに弱い新興国株式より先進国株式が堅調となり、割安な水準にある日本株も、
復興の進展に伴い見直される。日米の金融政策により、為替は円安に向かう。

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のレギュラーコメンテーターをつとめる
大和総研の人気エコノミストがやさしく解説する「世界経済の今」の姿。

内容(「BOOK」データベースより)

資源価格高騰のなか、グローバル経済はどう動くか。震災後の日本は、不況下の物価高や国債増発による金利上昇を避けられるのか。

登録情報

  • 単行本: 314ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2011/9/2)
  • ISBN-10: 4492395555
  • ISBN-13: 978-4492395554
  • 発売日: 2011/9/2
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ta-ke
この本は、ハードカバーの本の中でも、若干厚めの本だと思います。
そして、現在の日本そして世界の経済情勢を知る上では、その分中身も濃く、読む価値も十分の本と言えそうです。

内容は、章構成を要約すると、
インフレへの潮流、原油高騰、円高への防波堤、米国経済情勢、中国経済情勢、震災後の日本の経済情勢、
今後の日本経済再生、日本国債暴落、インフレ下での資産防衛、といった内容です。非常に充実しています。

日本国内にいると、デフレ傾向が目立つため、
あまり普段気にかけることはないのですが、世界の経済情勢を見ると今後はインフレ傾向になるとのこと。
今後は、日本も長期的には円安そしてインフレもしくはタグフレーションに陥るとのことを示唆しています。

そして、世界を牽引する米国経済事情、今後が注目される中国経済事情などが、それぞれ独立した章でしるされています。
そして、これまでの豊富なデータから今後の状況を予測しています。
データの裏づけをもって、今後の予測をしているところは説得力がある、と言えそうです。
また、今、世界的な注目がいく、欧州には触れていないのか?と思いきや、
後半で日本国債の今後の行方とともに、今後の日本の財政状況の見識とともに述べられています。
そして、投資家に向けた最後の章は、おそらくこのような本を手に取る、
個人としては、著者の考えをもっとも知りたい部分が述べられていたりします。

敢えて言うならば、本のタイトルが若干抽象的というか、漠然とし過ぎているのかなと感じます。
おそらくプロ、アマチュア問わず万人に通じるタイトルする一方で、一見すると内容が内容がやや伝わりづらい感じがします。
私は、たまたま書店で手にとって、内容をパラパラとめくって、興味を引きましたが、
サブタイトルをつけるなどして、内容がもう少し伝わるようにすると、この本にもっと興味を持つ人は多いんじゃないかと思いました。

とはいえ、最近多く見られるいたずらに恐怖を煽る本とは一線を画しており、
これまでのデータに基づいており、今後を客観的に見据えていける内容が記されている本と言えそうです。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ワールドビジネスサテライトにおける著者のズバリと核心を突くコメントに惹かれ、本書を購入しました。
本書は冒頭から「子供の頃から、日本という国が大好きだ」という一文から始まります。
「日本を良くしたい」という著者の熱い思いが伝わってきます。内容についても、何を言いたいのか
よくわからない経済予測本が多い中、本書は図表も多く、これから起こる日本と世界の流れを的確に
解説してくれる良書だと思います。
私の目に止まったポイントは次の点でした。
1)世界の流れ:新興国のインフレ圧力と先進国のデフレ圧力の戦いは新興国インフレの勝ち
2)日本の流れ:-財政赤字拡大、-経常黒字縮小、-円安へ、-インフレへ、-長期金利上昇
そして、その流れの中における、個々の資産防衛策については本書の第9章で述べられています。

本書の最後に著者が述べていますが、「経済評論家の予想が当たった、当たらないに一喜一憂する
のではなく、国民一人一人が金融リテラシーを高めていくことが重要。それが日本経済復活に
向けての第一歩となる」という点が重要です。本書を元に、未来のシナリオを自分の頭で考え抜くこと、
まず自分はそこからスタートしなければならないと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 飛天
デフレの世の中なのに、最近インフレをテーマにした本がいくつも目につきます。
欧州の金融危機を伴う先進国も、発展著しい新興国もそれぞれ問題を抱えています。
日本は際立った負債を抱えながら遠い慮りがなく安易に放漫財政を続けながら茹でガエルの政治をしています。
これらを勘案すると将来インフレになるのは避けられないかもしれません。
もし、そうなったら年金生活者とサラリーマンが一番苦しい立場に追い込まれるだろうと気がかりでした。
日本経済新聞の書評(2011.10.23付)でこの本を知ったので読んでみました。
気軽に寝転がって一晩で読めるような本ではありませんが、その分、まっとうな内容でキワモノ的な本とは一線を画していると思いました。
世界経済の諸問題を経済学の原理と関連付けて明快に解説している一読に値する出色の書でした。
私がいくらか持っている経済の常識や経済学の知見の整理にも役立ちました。
この本の思考過程は、どのような結論を出すにせよ将来の経済を自ら考えるひとつのツールになると思います。
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