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世界を騙しつづける科学者たち〈下〉
 
 

世界を騙しつづける科学者たち〈下〉 [単行本]

ナオミ オレスケス , エリック・M. コンウェイ , Naomi Oreskes , Erik M. Conway , 福岡 洋一
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

温暖化、オゾン層、核戦略。彼らの嘘が世界を動かす。40年間にわたって全人類的課題についてニセ情報を流し、対策を遅らせてきた科学者たちの暗躍を描く、衝撃の書。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

オレスケス,ナオミ
カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。専門は科学史。『サイエンス』誌に掲載された“Beyond the Ivory Tower”(象牙の塔を超えて)は、地球温暖化否定論に対する戦いの里程標となった

コンウェイ,エリック・M.
NASAジェット推進研究所(JPL)の研究員

福岡 洋一
1955年生まれ。大阪大学文学部卒(英語学)。翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 325ページ
  • 出版社: 楽工社 (2011/11)
  • ISBN-10: 4903063534
  • ISBN-13: 978-4903063539
  • 発売日: 2011/11
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
現代は『Marchants of Doubt』である。
この本で、いわば「疑惑を売る商人」と名指しされるのは、
科学者、政治家、企業家、ロビイストら、自分に利益を誘導したい人々、
そして目立つことで利益を得ているマスメディアであるである。

科学者は企業に有利な研究をすることで企業家から多額の研究費をせしめ、
企業家は、献金を渡すことで自分に有利な法律を政治家になしてもらい、
企業家はそれらのカネの源となる多額の儲けを出す。
そこをつなぐロビイストたち。ばらまくマスメディア
構図はそんなには単純ではないだろうが、大筋はそんなところである。

本著の主張は、科学者はこういった構図の外に超然として立ち真実を伝えるべきである、というものだ。

この下巻で扱われるのは、
・2次喫煙、副流煙による肺がん発生率の増加は本当か、
・地球温暖化は本当か、
・レイチェル・カーソンの著書「沈黙の春』で提唱した、DDTを始めとする農薬などの化学物質の危険性、

どの科学者が正しいのか、素人も鑑識眼を持たねばならない時代であるのは確かである。
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By TA
本書のタイトルは、原題に沿う本書の要約と思った方が良い。
本書で書かれている極少数の権威ある人間に歪められた科学に反論できなかった科学者は、
科学者としての本質的な立場を貫こうとしていたのだろう。
或いは、本書には直接的な表現はないが、反論する意味がないと考えていたのかも知れない。
権威は、思想に無関係であるが故に始末が悪く、且つ信頼に値しない事が良く理解できる。
日本人は権威に対して畏敬の念さえ抱く傾向がある。
その行き着く先がエネルギーの両刃の剣に繋がっているのかも知れない。
このレビューは参考になりましたか?
By TakahiroPE VINE™ メンバー
日本語タイトルは内容をミスリードしているかもしれない。
原著タイトルは「Merchants of Doubt」。
直訳すれば本文にも度々出てくる「疑念の商人」であろう。
本書の主たる批判対象はいわゆる現役の科学者ではなく、かつての成果によって権威を得たものの、研究者としては引退した政治的思想家である。
科学者でありながら、科学の奥ゆかしさを逆手に取り、科学の信頼を貶めてでも目的を達成しようという姿勢は、もはや科学者とは言えない。
そういう意味でタイトルは内容を適切に表していないだろう。
ごく少数の人間に科学が貶められていながら、それに反論できなかった科学者も同罪というならば別だが。

それでも★を4つにしているのは、多くの人が認識すべきことが書かれていると思うからである。
科学研究は常に不完全であるが、多くに手に入る証拠に基づいて行動することはできる。
それを我々がもっと知らなければならない。
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