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また、同じデカプリオ主演の「仮面の男」を思い出させるのが、当時のフランスの刑務所の想像を絶する劣悪な環境です。本当にハラハラ、ドキドキしながら読み進み、スウェーデンの刑務所に移されて、人道的を通り越したホテル並みの素晴らしい待遇になったところでほっとするなど、ジェットコースターに乗っているかのよう!に山あり谷ありの展開を追ううちに、400頁ほどをあっという間に読み終わりました。
確かに読んでると映画になるような華麗な詐欺の数々。しかし、彼は、すごく努力家だと思った。小切手や銀行、航空会社のこと、法律のこと、などなどを知るために本を読み漁るあたりは、とても感心するくらいです。そのエネルギーをほかに向けるともっとすごいだろうと思うくらい。
確かに、刑を終えた後、今度は、知り合った銀行家にどうしたらだまされないかを行員に講義するという仕事を思いつくあたり、すごいと思う。どの世界で生きていくにも、あきらめない、考える、努力するのは大事なことですね。
でも、身元を詐称して自分と違う世界の人たちと親しくなるというのは非常に魅力的だ。経歴から名前からすべてを創作し、合法的に相手の信用を得るのだ。ネットの世界ではよくある話だけど、リアルでやるには入念な準備や演技力が求められる。自分の能力を試みるチャンス、実に大きな挑戦ではあるまいか。
原作を読み、あまりの面白さに映画を観ました。... 続きを読む
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