出版社/著者からの内容紹介
人生のすべてを犠牲にして、仕事だけに邁進してきた大手
自動車会社の社長。
そんな、毎日のむなしさを心の奥に封じ込め、買収した新たな自動車生産工場
用地を視察にアフリカへ訪れると、乗ってきた車がサバンナのまん中で故障して
しまいます。
社長が、ひとり途方に暮れていると、サバンナでタクシーをやっているという
キリンが現れ、そのキリンになんとか町まで送り届けてもらうのですが、その途
中で体験した、冒険のような様々な出来事に、子供の頃感じたドキドキやワクワ
クがよみがえり、それと共に、今まで、けして見ないようにしてきた、さびしさ
や虚無感まで呼び起こしてしまいます。
それらを埋めるために、そして、人生の忘れ物を取り戻すために、社長はキリ
ンを自分のもとに置いておきたいと願うのですが、キリンのほうでは、自分の生
まれ育ったサバンナを去る気は、まるでありません。
それで、とうとう社長は、キリンを......。
自動車会社の社長。
そんな、毎日のむなしさを心の奥に封じ込め、買収した新たな自動車生産工場
用地を視察にアフリカへ訪れると、乗ってきた車がサバンナのまん中で故障して
しまいます。
社長が、ひとり途方に暮れていると、サバンナでタクシーをやっているという
キリンが現れ、そのキリンになんとか町まで送り届けてもらうのですが、その途
中で体験した、冒険のような様々な出来事に、子供の頃感じたドキドキやワクワ
クがよみがえり、それと共に、今まで、けして見ないようにしてきた、さびしさ
や虚無感まで呼び起こしてしまいます。
それらを埋めるために、そして、人生の忘れ物を取り戻すために、社長はキリ
ンを自分のもとに置いておきたいと願うのですが、キリンのほうでは、自分の生
まれ育ったサバンナを去る気は、まるでありません。
それで、とうとう社長は、キリンを......。
内容(「BOOK」データベースより)
サバンナのどまんなかで出会った一頭とひとり、子どもも大人もハマる、笑いと感動の友情物語。大手自動車会社の社長(ダンナ)にだまされてサバンナから大都会へやってきた、キリン。一度は逃げだそうとするキリンだが、あるひとことをきっかけに、ダンナのために働くことを決意する!!第2回福永令三児童文学賞福永令三賞受賞。小学校高学年から。
内容(「MARC」データベースより)
大手自動車会社の社長(ダンナ)にだまされて、サバンナから大都会へやってきたキリン。一度は逃げ出そうとするが、あるひとことをきっかけに、ダンナのために働くことを決意する! 笑いと感動の友情物語。
著者からのコメント
世の中に、さびしい人は、何人もいるのでしょう。
しかし、さびしそうに見える人や、自分のことをさびしいといえる人は、
本当にさびしい人ではありません。本当にさびしい人は、さびしそうには見えな
いし、自分のことをさびしいなんて、とても口には出せないからです。
しかし、さびしそうに見える人や、自分のことをさびしいといえる人は、
本当にさびしい人ではありません。本当にさびしい人は、さびしそうには見えな
いし、自分のことをさびしいなんて、とても口には出せないからです。
このお話のテーマは、さびしさです。
心の中に、ぽっかりとあいてしまった穴を埋めようとはせず、むしろ逆に、
無理やり広げようとして、こんな穴なんか気にしてないんだよ、と思いこもうと
している人がでてきます。
人間にとって、自分の思い通りに生きるということは難しいものです。
大人になればなるほど、その傾向は大きくなり、成功者となってまわりに敬わ
れるほど、心の穴はでっかくなります。
ですから、ある意味、これは大人向けのお話なのです。
さあ、こんな人をどうやって癒したらいいのでしょうか?
ここではその人の前に、いとも簡単に自分の思い通りに生きているものが現れ
てしまい、心の中にさびしさを隠したその人は、びっくりしてしまうのです。
子どもから大人まで楽しめることを、第一の条件だと想定して、この物語を
作りました。
《第2回福永令三児童文学賞 本多カズヒ 受賞のことばより》
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
本多 カズヒ
児童エンターテインメント作家。1966年、埼玉県桶川市生まれ。2006年『世界をかけろ!キリンのタクシー』で第2回福永令三児童文学賞福永令三賞(大賞)を受賞。現在、千葉県在住
陣条 和榮
イラストレータ。兵庫県在住。大阪芸術大学短期大学部デザイン美術科卒業後、大阪にあるデザイン事務所を経て、フリーランスのイラストレータになる。第68回二科展入選をはじめ、読売ライフ表紙画コンクール入選、ウェスティンホテル大阪リースデザイン入賞など受賞歴多数。現在、Tシャツやキッズインナー、パッケージ、ファンシーグッズなどのイラストレーション制作から、ジュンク堂(神戸三宮店・西宮店)、トアギャラリー(神戸元町)などで、定期的に個展活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
児童エンターテインメント作家。1966年、埼玉県桶川市生まれ。2006年『世界をかけろ!キリンのタクシー』で第2回福永令三児童文学賞福永令三賞(大賞)を受賞。現在、千葉県在住
陣条 和榮
イラストレータ。兵庫県在住。大阪芸術大学短期大学部デザイン美術科卒業後、大阪にあるデザイン事務所を経て、フリーランスのイラストレータになる。第68回二科展入選をはじめ、読売ライフ表紙画コンクール入選、ウェスティンホテル大阪リースデザイン入賞など受賞歴多数。現在、Tシャツやキッズインナー、パッケージ、ファンシーグッズなどのイラストレーション制作から、ジュンク堂(神戸三宮店・西宮店)、トアギャラリー(神戸元町)などで、定期的に個展活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
広いサバンナでは、ケガをして動けなくなったり、道に迷ったりな
どして、こまっている人や動物たちが、どこかにいるのです。
そんな人間
や動物たちを乗せて、いきたいところまで運んでくれる、キリンのタクシー。
サバンナの、すみからすみまでを知りつくしている、キリンのタクシー。
それ
が、キリンの仕事だったのです。
<その1 もしもしダンナ、故障ですか
い? の巻〉より
どして、こまっている人や動物たちが、どこかにいるのです。
そんな人間
や動物たちを乗せて、いきたいところまで運んでくれる、キリンのタクシー。
サバンナの、すみからすみまでを知りつくしている、キリンのタクシー。
それ
が、キリンの仕事だったのです。
<その1 もしもしダンナ、故障ですか
い? の巻〉より