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世界よ踊れ―歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記 アジア・中東・欧州・南米篇 (幻冬舎文庫)
 
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世界よ踊れ―歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記 アジア・中東・欧州・南米篇 (幻冬舎文庫) [文庫]

ナオト・インティライミ
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

いつか「ワールドツアー」をするという夢の下見のため世界一周の旅に出たナオト。カオサン通りで偽IDゲット、パレスチナのPLO議長府でアラファトさんに生歌披露、サルバドールのカーニバルで侍魂炸裂…。行く先々で路上ライブを勝手に行い、草サッカーに無理矢理混ざる。溢れる情熱と行動力で現地の人の懐に入り込むナオト、旅の記録。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ナオト・インティライミ
1979年三重県生まれ、千葉県育ち。中央大学文学部卒業。ミュージシャン。本名・中村直人。2003年世界一周の旅へ出発し、二八ヶ国を五一五日かけて一人で渡り歩き、各地でライブを行い、世界の音楽と文化を体感。帰国後、Mr.Childrenのコーラスとしてライブに参加。10年4月メジャーデビュー、7月ファーストアルバム「Shall we travel??」をリリース(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 529ページ
  • 出版社: 幻冬舎 (2010/07)
  • ISBN-10: 434441506X
  • ISBN-13: 978-4344415065
  • 発売日: 2010/07
  • 商品の寸法: 15.5 x 10.4 x 2.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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32 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Mr.Childrenのコンサートツアーにコーラス&ギターとして同行した後、CDデビューを飾ったシンガーソングライターである著者。武道館でのコンサートも控えている。

その著者が、一度音楽を志して挫折し引きこもりとなり、その後バックパッカーした頃の話を綴っている。正直「音楽さえあればどこの国でも心が通じる」的な本なのかと思った。新曲のプロモーションの時に当時の様子を語っていたからである。

しかし著作では、早々に何よりも語学が大事であると記述されている。音楽とサッカーはその次だという。あれ?と思って真剣に読み始めた。著者は何度も語学の重要性を挙げ、新しい言語も意識的に習得していく。

軽いタッチで書かれてはいるがこの本はおそらく、中村直人という個人が努力の結果徐々に世界に救われてゆくという本なのだと思った。おそらく著者の人懐っこさも音楽もこの旅の中で「今」に結びついていくのだろう。

この本は旅の前半だけしか記されていないので実際どうなのかわからない。「今」のナオト・インティライミという人物に直接続く、後半の旅の話を期待したい。
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
楽しく読める 2010/8/22
筆者のお茶目感が満載&音楽・サッカーの話も沢山含まれていて、ナオトを知ろうという人にはとてもオススメ。バックパッカーがめぐる28カ国分が書かれた本はけっこう分厚いですが、とても楽しく書かれているのでスラスラ読めます。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
2003年、23歳で世界一周の旅に出かけ、515日間かけて28ヶ国を周遊した著者(当時は中村直人)の同著の文庫化(下巻は文庫書き下ろし)。インターネットで公開していた旅日記をまとめたもの。
その世界一周旅行はガイドブックを持たず、現地の人と、また世界中のバックパッカーと交流し、生の情報を入手し、現地の言語と文化を習得し、歌とサッカーで心を通わせ、攻略していくという独特のスタイル。
ありのままの自分の持ち味(彼の場合は歌とサッカー)だけを道標に、違う文化、違うリズム、違う世界を自分の感性で掴み取っていったハチャメチャな軌跡が、フレッシュな感動とともに記されている。

ガイドブックを持たない旅…。
日本人旅行者=「カモ」的看板をぶらさげている上に、アドバンテージさえない。
国が変わるたびに、ゼロから経験値を積み上げていく。
考えてみれば、現代の日本で普通に生活していて、こういう経験ってほとんどないよね。
たとえば新しい世界に一歩足を踏み入れるとき。
入試、就活、ランチのお店、あげくのはては恋愛まで、必ず事前情報を検索する。
失敗したらどうしよう。
やりなおしは面倒くさい。
損したり恥かいたりするのはヤだ。
誰も彼もがなんでもかんでも、サクサクとスマートに、カッコよくこなそうとする。
傷つくことに慣れてない。
だけど、スマートって、無難ってことだね。
ところが若き日のナオト・インティライミの場合、余計な先入観もなく、少し泥臭く、すぐ人の懐に入り込んで、たぶん甘え上手で、つまり図々しく、その国の滞在を味わい尽くした。
メール主体のお付き合いが多い現代では、こういう「肉感的な」「非効率的な」「ダメもと的な」交流は、非常に少なくなってきたように思う。
だけど、こういうプリミティブな経験があるのと、ないのとでは、精神的な「太さ」に、当然差が生まれる。性格的に陽か陰かという資質は、ここでは問題ではない。人間力が培われることによって、ネガティブな人もポジティブになりうるからだ。
これは、旅に限った話ではない。
かめはめ波やライダーキックを打てなくても、人間は、強くなれる。
現代の日本人が忘れかけている、日常生活にいつでも応用可能な必殺技「体当たり」。
その強力なパワーを、鮮烈に見せ付けてくれる1冊だ。
人生こそ、ガイドブックのない旅なのかもしれない。
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