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世界の食文化 (9) トルコ
 
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世界の食文化 (9) トルコ [単行本]

石毛 直道 , 鈴木 董
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登録情報

  • 単行本: 292ページ
  • 出版社: 農山漁村文化協会 (2003/10)
  • ISBN-10: 4540032186
  • ISBN-13: 978-4540032189
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 21.2 x 14.8 x 2.8 cm
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By Faith
形式:単行本
一言でいうのは難しいですが、トルコ料理はイスラーム世界の食文化という面と、西北アジア・ヨーロッパの一部である存在、オスマン帝国であった一時中心地であった文明・文化の説明で、
内容はしかし西洋料理のもととなっているのではないかとも感じますし、ロシアの食文化との兼ね合いからその食文化のつながりの面からみることもでき、中東というアジアの一部として地理的に地政的位置によって全世界で最も戦略上もっとも重要な地域である地の特徴も有していて、東洋的な文化の側面もあり、
「東西文明双方の特徴を持っており、宗教間の対話がある唯一の架け橋といえる国」なのです。
トルコ語は、全世界にある4000言語のうちで7番目に話者の多い言語であり2億人以上の人々によって話されています。
トルコ人は、8世紀から現在に至るまでさまざまな文字を使用したが、その中でも突厥文字、ウイグル文字、アラビア文字が長い間使われ、最終的にはラテン文字を選択したのです。
書き言葉においてトルコ語が使用される割合が1932年以前には35〜40%だったのが、今日では75〜80%に達したそうです。
トルコ人はウラル・アルタイ語族のもとに集まった民族集団であり、紀元前7世紀にサヤン山脈の山麓において歴史の表舞台に登場した。
中国の古い資料によると、アジアにおけるトルコ人の政治的集合体は、紀元前3世紀のフン族によって始まる。メテ・ハンの時代に強大な帝国となったフン族は、モンゴル族や柔然を打ち負かし、中国の西門と商業路を掌握した。アジアにおけるフン帝国が崩壊した後、552年にアルタイ山脈の山麓において突厥が勃興する。突厥は『トルコ』という言葉を初めて国家の名として受け入れた。ビルゲ・カガンとキュル・テギンは歴史上トルコ系指導者の中で最も知識豊富な勇者とされている。この二人のカガンと、突厥のカガンであるトニュククはそれぞれの業績を『オルホン碑文群』と呼ばれるトルコ人史上初の文字資料をもって永遠のものとした。
そしてそののち「民族大移動」といわれる西フン族に始まるトルコ人のヨーロッパ遠征が始まるのでした。
料理法として、大変な価値のあるお金では買えない文化で、食器についての見解が土器・木器・金属器などという見解などだけでも有益で、大変な価値のある文化だと思います。中東の食文化に関して『アラブ』などやその他さまざまなものがある様子ですが、実際にはトルコの食文化の方が本質をついていて、正式な正しい文化と説明を提供しているように思えます。
細かいことは端折ってまた記しておきますが、エジプトの奴隷王朝やインドのムガール(モンゴルの訛り)帝国もトルコ人が打ち立てており、実際のオスマントルコの支配の広さと長さから考えてもトルコ語、トルコ人という民族を中心に置き、それ以外を無視して、アラブなどの固有の細かい人々のことから離れて物事を見ない限り、真相は閉ざされたままでしょう。
ムスリムとしてぜひ知っておくべき必要な本だと思います。
ぜひ読んでみてください。ムスリムとしてお勧めします。
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トルコ5 2012/4/14
形式:単行本|Amazonが確認した購入
前半はオスマントルコ最末期の成熟に至るトルコ料理の歩みが解説されています。核は祖先の地、中央アジアのステップの遊牧民の料理らしい。羊、山羊チーズ、バター、ヨーグルト、岩塩を食材、調味料とします。ペルシァ、アラビアと接触し、イスラム化することで米やたまねぎを知ったのはよいが、豚がタブー化(正式には酒も)したことはさびしい。ハム、ベーコンエッグは外国人観光客向けホテルなら食せるかもしれないが、トンカツはまず無理でしょう。西洋化もあって酒には不自由しないようだが、独自なものはラクぐらいで地方地方で独特のワインがあるというわけにはいかないようです。東ローマ帝国の最盛期の旧領にもまさる地域を征服することにより、オリーブ(油)、レモンに親しみ、野菜の種類が増え、魚も淡水産に海産が加わった(魚の比重は小さいが、魚食民旅行者にとってはどんな魚が食えるかは興味深い、例えばミディエ(ムール貝)、イボガレイなど)。バラエティの豊富さから欧米では世界三大料理の一つに数えられるまでになっています。牛食ローマ字圏のおフランス、豚食漢字圏の中国に並べて羊食アラビア文字圏代表として一理あるようです。しかし、羊肉は欧米でも最高級の肉として尊ばれ、たんぱく質分解調味料(醤)がなく、トマトを多用する今となってはパスタに乏しいとはいえ味はイタリア料理と大差ないように感じます。三大料理の一角には豊富な香辛料を駆使する梵字圏、インド料理がふさわしいのではないか、他国の料理と隔絶していながらイギリス人も日本人もアレンジしているがカレーは大好物です。後半はジャンル別代表的な料理の紹介です。やはり羊肉料理が圧巻です。クスケバブ(オニオンジュース煮込み)などはうまそうだが、チーキョフテ(生肉団子)、頭焼き(目玉つき)、ベインサラタス(茹でた脳のサラダ)、イシュケンベチョルバス(胃のスープ)となるとちょっと躊躇しますが、魚ならわが国で似たことはやっています。羊肉汁はだしとしても重用されます。また、小麦食の国で街のパン屋さんの焼きたてがとてもおいしそうです。禁酒の代償で甘味は発達しています。バクラヴァ(糖蜜かけパイ)、タヒンヘルヴァス(白ゴマのマジパン様のもの)、ムハッレビ(米プディング)など。おフランスのサヴァランのもともトルコのババだといいます。コーヒー嗜好やカフェの業態もトルコが先輩です。さいごに、果物も種類が多く、なかには巨大なざくろや桑の実など珍しいものもあります。写真はカラー口絵8ページは日常食風景、モノクロ挿図22葉のなかにはアダナケバブ(羊肉つくね焼きの一種)など外食も一部のっています。トルコに比較的長くご旅行なさろうという方は一読されるのもよいと思います。
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