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世界の歴史 23 (23) (中公文庫 S 22-23)
 
 

世界の歴史 23 (23) (中公文庫 S 22-23) [文庫]

紀平 英作 , 亀井 俊介
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,700 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

十九世紀、南北戦争後の再建を経て世界第一の工業国に変貌した合衆国。政党政治の成熟、ダイナミックな文化の広がる中、英雄達は大衆の夢を具現した。第一次世界大戦に臨むまでの「アメリカの世紀」を活写する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

紀平 英作
1946年、東京都に生まれる。京都大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科現代史学専攻修士課程修了。京都大学文学部助教授を経て、京都大学大学院文学研究科教授。京都大学文学博士

亀井 俊介
1932年、岐阜県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、同大学院人文科学研究科で比較文学比較文化を専攻。文学博士。現在、東京大学名誉教授、岐阜女子大学教授。主な著書に『近代文学におけるホイットマンの運命』(学士院賞)『サーカスが来た!アメリカ大衆文化覚書』(エッセイストクラブ賞)『アメリカン・ヒーローの系譜』(大佛次郎賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 545ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2008/10)
  • ISBN-10: 4122050677
  • ISBN-13: 978-4122050679
  • 発売日: 2008/10
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 363,471位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
タイムリーというか、オバマ大統領が誕生したときに、たまたまこの本を読んでいた。
アメリカの独立から、南北戦争、リンカーンの奴隷解放宣言、第一次大戦までを対象としたこの本は、アメリカの繁栄と苦闘の歴史を、第1部では出来事中心に、第2部では文化的側面を中心に描いている。
アメリカという国が、どうしてこのように世界に対する大きな影響を持ち得たのか、そして傲慢なまでに自信たっぷりなのかがよくわかる。
奴隷問題を描いた『アンクルトムの小屋』も出てくるが、この本を読んで読書感想文を書いた30年前には、まさか黒人の大統領が登場するなんて、小学生だった私はもちろんだけど、世の中の人の誰も思っていなかっただろう。
決して、アメリカが歩んできた道、そして今現在の政策が正しいことばかりではないのは承知しているが、少なくとも、より良き方向に変わろうとしてきた、変わろうとしている国の力は感じる。その意味で、他国、アメリカの歴史を学ぶ意義はある。
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By Bibliothekar トップ1000レビュアー
形式:文庫
 本書は一九世紀から二十世紀初頭までのアメリカ史を、正史と文化史に分けて執筆されている。単行本版の図版はカラー印刷されている関係で、本文の解説が直截理解しやすい。二〇〇八年十月に刊行された文庫本版は、口絵プレート以外は白黒で、大きさも小さいので本文との関係が判りにくいこともある。執筆は、政治史・外交史を中心にした紀平氏と文化史を中心にした亀井俊介氏の共著である。編集が力を発揮しており、文章の流れやリズムが、第1部と2部との繋がりを意識させずに読みやすい。
 本書のように、世界史の一部として執筆された主として一九世紀アメリカ史とはいえ、鉄道の発達によって世界で最初の電話や電信による情報化社会を経験したアメリカの覚醒を描き、このインフラが政治や社会を変えて行き、中央政府や州政府においても、専門職(大学院出身者)がアメリカの行政能力を向上させ、それが二十世紀アメリカ社会の骨格を形成していった過程が描き出される。つまり正史を支える社会的な伏流水の流れをも精確に描き出して、アメリカ史に働くメカニズムを判り易く描いており、実に刺激的なアメリカ史である。歴史のダイナミズムを感じさせる描写手法は、亀井氏の文化史でも同様である。亀井氏には多くの文学・文化にまつわる研究書が多数あり、その精緻な読解には定評があり、物足りない方は氏の著作で補強されればよかろう。
 多巻ものの世界通史の一部として執筆された一九世紀アメリカ史である本書には、二十世紀アメリカを準備した前史のダイナミズムが精確に描き出されている。
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