タイムリーというか、オバマ大統領が誕生したときに、たまたまこの本を読んでいた。
アメリカの独立から、南北戦争、リンカーンの奴隷解放宣言、第一次大戦までを対象としたこの本は、アメリカの繁栄と苦闘の歴史を、第1部では出来事中心に、第2部では文化的側面を中心に描いている。
アメリカという国が、どうしてこのように世界に対する大きな影響を持ち得たのか、そして傲慢なまでに自信たっぷりなのかがよくわかる。
奴隷問題を描いた『アンクルトムの小屋』も出てくるが、この本を読んで読書感想文を書いた30年前には、まさか黒人の大統領が登場するなんて、小学生だった私はもちろんだけど、世の中の人の誰も思っていなかっただろう。
決して、アメリカが歩んできた道、そして今現在の政策が正しいことばかりではないのは承知しているが、少なくとも、より良き方向に変わろうとしてきた、変わろうとしている国の力は感じる。その意味で、他国、アメリカの歴史を学ぶ意義はある。