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世界の歴史教科書
 
 

世界の歴史教科書 [単行本]

石渡 延男 , 越田 稜
5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社からの内容紹介

はじめに/韓国 民族主義史観に依拠した歴史/中国 生き生きと、リアルな記述/シンガポール 八〇年代の「教科書問題」が引き起こした"変化"/ベトナム 歴史教育と人びとの「過去の記憶」/インドネシア 独立を勝ちとったという誇り/ドイツ 歴史を現代の問題として考える/ポーランド 歴史意識は教科書よりも家庭教育でつくられる/イギリス 世界を多角的に読み解く認識を育てる/オランダ 鮮明な加害・被害の濃淡/アメリカ合衆国 討論を中心とした歴史の授業/日本 学ぶ側からの視点/まとめ 歴史教科書の在り方を考える/おわりに

内容(「MARC」データベースより)

日本、韓国、中国、ドイツ、イギリス、アメリカなど全11カ国の教科書を取り上げ、それぞれの国の教科書事情に精通した人々に対し行ったインタビューなどをまとめる。歴史認識の問い質しだけでなく、異文化理解へと導く1冊。

登録情報

  • 単行本: 306ページ
  • 出版社: 明石書店 (2002/2/6)
  • ISBN-10: 4750315370
  • ISBN-13: 978-4750315379
  • 発売日: 2002/2/6
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 449,413位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 鹿子 VINE™ メンバー
形式:単行本
韓国・中国・シンガポール・ベトナム・インドネシア・
ドイツ・ポーランド・イギリス・オランダ・アメリカ
そして日本の歴史教科書を
戦争と植民地支配という切り口で、各国の教育事情をふまえて比較している。

そのなかで、各国が考える日本への原爆投下の意味と、
加害者と被害者双方の視点からの検討が書かれているので、
読み進むうちに戦争と平和、責任と自由について考えさせられる。

上記の国について興味を持つ方や、平和について考えたい方におすすめしたい。

各国の専門家と著者とのインタビュー形式なので、たいへん読みやすい。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By SAH
形式:単行本
「はじめに」によると、

本書刊行の契機は「新しい歴史教科書をつくる会」による教科書問題にあるとのことだが、

何もいわゆる教科書問題にこだわったものではまったくない。

副題にもあるように、

韓国、中国、シンガポール、ベトナム、インドネシア、ドイツ、ポーランド、イギリス、オランダ、アメリカ合衆国、日本の11ヶ国について、

教育・歴史学系統の11人の研究者がそれぞれの専門に応じて、

一カ国ずつ担当しており、

それだけにそれぞれの国に関する記述も決して浅くなく、

比較にこだわらず、各国の特徴を記述している。

中心は各国の教科書での戦争に関する記述の紹介であるが、

それだけでなく、

各国における教育制度や教科書の位置付けに関しても記されており、

口語調で書かれていることもあってか非常に読みやすい。

本書を通じて、

歴史教育はナショナリズムに関連していた時代から、

ありのままの歴史を伝え、それに関して考えるという方向へ転換しているように感じた。

こういった傾向は何も先進国・途上国といった縛りに左右されないようである。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By えちみし トップ500レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
主に、近現代史を世界がどういう風に子供達に伝えているのか、
教育制度の比較や、実際の教科書の引用もあり、大変参考になりました。
日本では近現代史が統括できていないため、三学期で少し触るだけです。しかし、世界ではしっかり重点を置いて教えています。
日本は戦争に負けた時、占領軍に都合の悪い本や資料は焼かれ、教科書もメディアも厳しく検閲されました。
日本人に「戦争への罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画」を行いました。
そうやって歴史は勝者によって作られるのです。
外交秘密文書などはなかなか公開されませんが、冷戦後、やっと公平に見られる文書が公表されました。
そういう文書も並べて判断しなければ歴史を正しく知ることはできないし、今までの教科書は一部古いということになります。
しかし、この本の著者達は左寄りな為、現在の日本の教科書ですらナショナリズムに偏り過ぎていると不満なようです。
例えば、天皇が古代から一貫して日本の歴史に君臨してきたことを、誇りあることと捉えず、
多民族共存という発想が生まれにくいので問題であると言っています。
フランスのように「どこから来たのかわからない」という発想の方が正しいと思っているようなのです。
あまりに自分の国が立派だと教科書に書きすぎると、周辺各国と軋轢を生む要因になるということも言ってます。
しかし、この方達の考え方では国を守れません。
外来種は強い。 繁殖しその国の生物体系をも壊してしまいます。
島国には守らなけれなならない、伝統・文化・志があるのです。
人間の出入りの激しい多文化共存社会においては、このような協調的な社会を築こうという試みは、ハイエナ達に狙いをつけられることになるでしょう。
周辺各国が領土欲と民族意識も強い中で、日本人だけがナショナリズムを捨ててしまったら、
日本人は存続できないのでしょう。 なぜなら世界は日本人が想像するより遥かに腹黒いからです。
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