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世界の歴史〈9〉ヨーロッパ中世 (河出文庫)
 
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世界の歴史〈9〉ヨーロッパ中世 (河出文庫) [文庫]

鯖田 豊之
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 998 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

西欧文明の本質をその形成期にもとめ、独自の史観で追求する「全体」としての中世像。

登録情報

  • 文庫: 405ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (1989/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4309471684
  • ISBN-13: 978-4309471686
  • 発売日: 1989/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 簿記受験生 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
とにかくコンパクトで読みやすい。日本人にとってヨーロッパの歴史で一番理解が難しいのがこの「中世」である。暗黒時代だなどと評価されているが、古代ローマ帝国を引き継ぎ、ルネッサンスを生む土壌を生み出したこの長大な時間の把握は、ヨーロッパの理解のために必須である。最近ハプスブルク家などの専門的な新書も出ているが、スバリはじめて中世史を読みたい向きには、ぜひ中世全体を鳥瞰できる本書を手に取られることをお勧めする。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dvrm トップ100レビュアー
形式:文庫
 ヨーロッパ中世の歴史上、後世に受け継がれていく社会の仕組みに力点が置かれた著作。通常の通史としての歴史記述というより、著者独自の問題意識にのっとった構成を採っている。その問題意識は初版のあとがきに載っているが、先の大戦前からヨーロッパ中世の研究を続け、戦後にも一貫して研究を続けた著者として、統治機構への分析の分量が多いのは自然なことだと思う。しかしその一方で経済的分析や文化的な事項への目配りが疎かになっているかといえばそんなことはなく、ここでの分析を推し進めていけば次の時代につながっていく社会的な力の及び方がよくわかると思う。

 また、日本での事柄を引き合いに出して説明しているのも一つの特色で、ヨーロッパ的発想と日本的発想がどういう点で異なり、また似ているかを具体的に指し示しているのも読んでいて面白い。ここでの記述を辿りながら「デカメロン」「神曲」「ドン・キホーテ」のことを思うと、また違う風にそれらを読めるのではと思った。

 政治史に重点が置かれているのは確かだが、ここで触れられている統治機構の仕組みは今日本で採用されている仕組みと無関係ではないので、その方面の理解のためにも役に立つと思う。非常に読み応えがあった一冊。
このレビューは参考になりましたか?
14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
高校の世界史よりちょっと突っ込んで中世ヨーロッパのことを知りたいと思ったら、この『ヨーロッパ中世』が良い手引書となります。
逆に、歴史を専攻しているわけではない一般の人にとって、ほとんど基礎知識が無くても楽しく読めるぎりぎりのレベルの本と言えましょう。

目次を見ての通り、中世西欧を学ぶ上では重要なテーマ、キリスト教、封建制度、王権と教皇権の確執、騎士道と十字軍、都市と大学などについて、全体的な繋がりを意識しながらも、痒い所に手の届く説明がされています。
著者鯖田豊之は、西欧中世史を研究する人ならば必ず一度はその名を聞くであろう大家です。

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