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世界の歴史〈15〉成熟のイスラーム社会 (中公文庫)
 
 

世界の歴史〈15〉成熟のイスラーム社会 (中公文庫) [文庫]

永田 雄三 , 羽田 正
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

十六、七世紀、世界の人々が行き交うイスタンブルとイスファハーンの繁栄。イスラーム世界に花咲いたオスマン帝国とイラン高原サファヴィー朝の全貌を示す。

内容(「BOOK」データベースより)

十六、七世紀、多種多様な国家、民族の人々が行き交う国際都市イスタンブルとイスファハーンの繁栄。オスマン帝国とイラン高原サファヴィー朝の王朝がイスラーム世界に大輪の花を咲かせた時代の全貌を描く。

登録情報

  • 文庫: 523ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2008/05)
  • ISBN-10: 4122050308
  • ISBN-13: 978-4122050303
  • 発売日: 2008/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
第一部はオスマン帝国史。範囲はトルコ人のアナトリアへの進出から、
主に16世紀(スレイマン1世の時代)まで、そして、16世紀以降オスマン
帝国の「変容」に伴う社会の変化を描く。(帝国のその後の歴史は、シリーズ第20巻
近代イスラームの挑戦で扱われている。)
第一部は政治史も詳しいが、重点は都イスタンブールを中心とした帝国の社会、文化
に置かれ、オスマン帝国下の社会で当時の人々がどのように生きていたか、
がわかるようになっている。

第二部はサファヴィー朝史。範囲はサファヴィー教団の時代から、主に17世紀
(アッバース1世の時代)まで。第二部も第一部と同様に、重点は
都イスファハーンを中心とするサファヴィー朝の文化、社会に置かれている。
特に第九章「それぞれの生き方」では、あるクルド人リーダー、後宮の王女、
インドに向かった宮廷医師、あるカトリック修道士といった「珍しい」人々
を取り上げ、彼等の生涯を通して、サファヴィー朝の諸相を描いている。

オスマン帝国、サファヴィー朝に興味がある人に推薦したい。
原著は1998年出版だが、参考文献欄にはそれ以降の文献も収録されている。
そして、原著出版以降の研究動向などを踏まえた両著者の「あとがき」が収録されている。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫|Amazonが確認した購入
第一部はオスマン帝国について、第二部は(ペルシアの)サファビー朝について、その成立から最盛期に至る歴史、社会がまとめられている。日本人には一般的になじみの薄いこれらの地域の歴史書として、大変興味深い。
オスマン帝国は1680年の第二次ウイーン包囲の失敗から凋落し、サファビー朝は1722年のアフガン勢力によるイスファーハン略奪から凋落の道を辿ることとなるが、その凋落の歴史は「近代イスラームの挑戦」で叙述される。そういった意味では、歴史の流れを理解するには、2冊を読み合わせる必要がある。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
オスマン帝国の歴史中心だけど、単なる出来事の羅列ではなく、当時の文化のありさまを記述している。

イスラム社会のことってほとんど知らなかった。学校の世界史でもほとんど教わらなかったし。でも世界って西洋と東洋だけでできてるわけじゃないんだな。

文庫版のあとがきがいい。世界史の研究も進んでいるんだ。イスラムの文化の豊かさを知ることが世界にとってもいいことだろう。
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