世界の保育を、就学準備の技能を重視するタイプ(フランス、イギリス、アメリカ)と子どもの幅広い発達ニーズと家族の支援という社会教育の伝統を持つホリスティック・アプローチ(北欧、ドイツ)2つの異なるタイプのアプローチに分類し、主な国の幼児教育の実態を詳細に記述している書です。
取り上げられているのは、フィンランド、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、ニュージーランド、韓国、中国、シンガポール、タイといった国々です。
最後に白梅学園の汐見学長と大阪府立大学の泉教授が全体を総括し、日本の就学前教育の検討の歴史的経緯および今後の課題で締めくくっています。
幼保一体化、幼児教育が盛んに議論されている今、読むに相応しい本です。