表紙の装いも新たに改訂された「世界の国旗と国章大図鑑」は、国ごとにわかりやすくコンパクトにまとめられた紙面はそのままで、最新情報にアップデートされています。新たに独立したコソボなどの旗・国章はもちろんのこと、政変があって国章の変わったネパールなど、その国の歴史や現状を垣間見られるところが改訂版の魅力です。また、以前のものと比べるとウクライナなど国旗・国章の解釈が研究者の間で変わったと思われる箇所もあり、旗章学の難しさと面白さも感じられます。
帯で示唆されているとおり、今年の北京オリンピックで見られる国旗・国章を楽しむのに最適ですが、旗章学の魅力にも触れられる内容なので、旗の入門書としても最適です。オリンピック観戦のためにこの本を手に取った読者の方に旗ファンが増える事を期待します。