世界の名作椅子を 100 点紹介しています。
掲載する椅子の取捨においてこの 100 点という数量をどう取るかですが、例えば " 1950年
代に発表された椅子" とか "北欧デザイナーの椅子" とかの制限を設けてピックアップする
のなら、それはもう 100 個挙げれば充分そのエリア(分野)をカバーできます。しかし本書の
ように縛りをつけずに "オールタイム ベスト 100!" となるとどうしても選ばれる 100 の椅子は
"毎度お馴染み" のものになってしまいます。使い古された表現でいうと "広く浅く" ですね。
ただそれはあくまで "椅子マニアから見ると" という前提付きの評価であって、"椅子って面
白いデザインのものがいっぱいあるけど、代表的なものを見てみたいな" というような方の入
門書としては、まさにうってつけの一冊と言えるでしょう。