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最も参考になったカスタマーレビュー
5つ星のうち 4.0
クライマックスに向けて真相が明らかになるのか?,
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レビュー対象商品: 世界の危機はめくるめく!6 (ファミ通文庫) (文庫)
どうやら次巻辺りで完結の模様。そのため、来るべきクライマックスに向けていろいろと慌ただしくなっていく本巻だが、なかなか真相の明かされない部分があったり、ちょっぴり意地悪テイストに示唆止まりだったりで、核心に近づくものの見えてこない感じである。要は「神様の思惑がどこにあるのか」ということで、この世界の神(ラメント)=武石理沙が封印を解きたいモノの全容とその理由、そしてそれを阻止したいオクターヴァの神(トランクィロ)=梓川柚子の思惑。この2つががっぷり四つでぶつかり合う展開が透けて見えてきたように思う。
このように、物語の本編は「これからさらに混沌」という状態にまで至ったのだが、真吾を巡る恋のバトルは「一足早く混沌」の様相を呈している。かなり性急な展開だったが、ここに来てヒロイン達の動きが同時に活発となった。それぞれが、それぞれの想いを胸に言葉を紡ぎ、決意を示していくのを受け止める真吾の「本当の本心」あるいは「一番の気持ち」が試されることになりそうである。 あと、今回は文化祭を舞台にメイド絡みのネタが前半にあったり、さらに冒頭では真吾の初恋の相手という新山沙也香なる人物が唐突に名前のみ登場するのだが、これらに対する真吾や大輝の“語り”があまりにもアツくて笑える。若干引いてしまそうなくらいアツい。「何をくだらないことに無駄パワーを費やしてんだ」と苦笑しながらも、そんな馬鹿馬鹿しくてくだらないことだからこそアツく語る、語りたくなる男心も滲み出ていた。つまり、メイドを含む美少女全般についてアツく語りたい作者がここにいた、ということであろう。 終盤が詰め込み過ぎな感じで、若干都合良く展開していた部分もあったので、クライマックスから結末にかけてはじっくり読ませてほしいところである。
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