最近多くの本が出版されるようになったいわゆる「闇の勢力」の世界支配の構造を暴く本の1冊である。
ただ、他の本が権力のありかをアシュケナージ・ユダヤ人であるロスチャイルドとイルミナティーに求めるのに対して、この本ではさらに遡って、古代バビロニア時代に生きていたルシフェリアンという勢力に起源を求めている。
その他の点については他書と大きく変わるところは少なく、ルシフェリアンであるロスチャイルドや、ルシフェリアンであるイルミナティーが世界をコントロールしている、というものである。
ただ、欧米の著者によるものとは異なり、日本の歴史についても言及しているところが日本をこよなく愛する著者らしいところだろう。
結論だけをテンポよく提示していくので読みやすく理解もしやすいが、情報の出典がほとんど示されないことに加え、「・・・と思われる」という推測が多いので、本の信頼性は余り高く感じられないところが物足りない。