日本でも以前は吉村順三氏が絨毯からデザインしていたように
インテリア(脚もの家具、照明など)は買いそろえるものというよりも
設計者みずからがデザインするものだったことを思い出させてくれる本です。
この本に登場する建築家はすべてプロダクトデザイナーとしての
顔をもっており、ヨーロッパでは今でも建築家=プロダクトデザイナーです。
日本では建築の分業化が進み、設計者の職能がどんどん狭まっていますが、
設計者の役割を考え直すうえで実務者にもお勧めしたい本です。
また初学者にとってはより身近な家具から空間を考えることで
空間はよりリアリティのあるものになりますし、
建て主の感覚にも近くなることで、一層心地の良い空間が設計できるようになるはずです。
精緻なイラストは見ているだけでも十分に楽しめます。
オススメです!