内容紹介
●内容紹介
1999年に刊行された「ノスタルジア・ブータン」の新装版。
「私たちが、あわただしく置いてきてしまった過去の意味を、
この国の風土の中に無数に見いだすことができるのが、ブータンの感動である。」
と序文で宮脇檀氏は熱く語る。
ヒマラヤ山麓にある国の一つのブータンは、いたずらに近代化に走らなかったせいで、
すでに私達には失われた世界がひろがる。だんだん畠が、谷の深さが、民家や集落が私達を誘う。
この本はそんなブータンの深い魅力を存分に届けてくれる。
●目次
・序 天と地が支配する世界の感動 宮脇檀
・雷龍の国に魅せられて 井上洋司・笹原克・村山隆司
・風と水と谷 西ブータンを中心とした景観構成 井上洋司・笹原克
・神々に抱かれた集落 農村と商家の村にみる居住システム 村山隆司
・風の国ブータンの民家と暮らし 土と水のバランスが生んだ住まい 景勝寺靖彦
・ブータン独自の複合建築 ゾン、そのマンダラ的空間 猪野忍
・祭りとラカン空間 神と人が交錯する舞台 山口明夫
・神々の舗設 聖なる建築物の思想と構造 景勝寺靖彦
・あとがき
・新装版によせて
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
宮脇 檀
1959年東京藝術大学美術学部建築学科卒業。1961年東京大学大学院修士課程修了。1964年(有)宮脇檀建築研究室を設立。その後、法政大学、東京大学、共立女子大学等の非常勤講師。日本建築家協会理事、東京建築士学会評議員、日本建築学会委員を歴任。1991年日本大学生産工学部建築工学科教授。1998年10月没
猪野 忍
1970年法政大学大学院工学研究科修士課程修了。1968年河原一郎建築設計事務所勤務。1976年猪野忍建築設計(現、(有)猪野建築設計)設立。現在、法政大学デザイン工学部兼任講師、法政大学エコ地域デザイン研究所研究員
栗原 宏光
1966年千葉大学工学部写真工学科卒業。写真家小山孝に師事。1973年に栗原写真事務所を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)