内容(「BOOK」データベースより)
極東シベリアの山間部を走る物資輸送の動脈コリマ街道。かつてスターリンの“粛清”が吹き荒れた恐怖の時代、何の罪科のない人々が政治囚として、この“寒極”の地のラーゲリ=強制収容所に送られ、金採掘に従事させられ、飢えと寒さで、百万人を越える人々が死に絶えた。ソビエト現代史のタブーに分け入り、“情報公開”最前線を伝える迫真のドキュメント。いま、人々は、“血塗られた歴史”を語り始めた。北極海に面したタイミル半島の永久凍土層には、いまなおマンモスの骨が大量に残っており、水を掛けて氷を解かすだけで骨を発掘することができる。ソ連科学アカデミーのマンモス発掘調査に同行し、人類の襲撃、気候の変化など、巨獣絶滅の謎に迫る。