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世界でいちばん受けたい授業―「よのなか」科実践記録 (ちくま文庫)
 
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世界でいちばん受けたい授業―「よのなか」科実践記録 (ちくま文庫) [文庫]

藤原 和博
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

子どもたちにとって身近な教材、ハンバーガー、自分の家を取り上げたり、少年犯罪の模擬裁判をするなどして、社会の仕組みを解き明かしていく「よのなか」科。地域で働く人や、社会で活躍する人を講師に招いた授業を再現し、実際に使用したワークシートも掲載。教師と生徒たちの肉声から、授業のライブ感が味わえる。『人生の教科書「よのなかのルール」』実践編。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤原 和博
1955年東京生まれ。78年東京大学経済学部卒業後、株式会社リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任後、93年よりヨーロッパ駐在、96年同社フェローとなる。ビジネスマンでありながら小中学校での教育改革に関わり、2003年より5年間、都の公立小中学校では初の民間校長として杉並区立和田中学校校長を務める。08年、橋下大阪府知事特別顧問に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 542ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/12/10)
  • ISBN-10: 4480425365
  • ISBN-13: 978-4480425362
  • 発売日: 2008/12/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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By アナスタシア トップ1000レビュアー
形式:文庫
 足立区のとある中学校で社会科公民の授業で行われた「よのなか科」の実践が細かく報告されている。ページ数が多いのは生徒のディベートの発言を多く掲載しているからであり、的外れな発言で脱線しないように論点を修正する声がけや生徒の鋭い指摘の取り上げ方など、実際に社会科の先生が実践する際に役立てられるように構成されている。論題も生徒の意欲を喚起するようなテーマが設定されていて、マクドナルドを通した貿易学習やゴムの付加価値、子供部屋にまつわる責任と自由の関係、市長シュミレーションで税金を考える。自分のクローン人間作りの賛否など、生徒の意見が分かれるようなテーマがずらりと並ぶ。無気力で自分の意見をはっきりと主張することを面倒くさがる中学校の現状を考えればかなり有効な実践であり、生徒の授業後の感想も参考になる内容になっている。だたし、この本をそのまますべて実践するには、勇気が必要だと思う。たとえば自分を殺す自殺を認めるか認めないかといったテーマは、管理職や保護者に対して事前にねらいや主旨を説明したとしても、実践できない中学校もあるような気がする。中学生に対する援助交際を肯定できるかどうかといった質問も同様で、生徒の本音や実生活に正面から向き合う姿勢と勇気には頭が下がるが、配慮が求められると思う。
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