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世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン」 (ソフトバンク新書)
 
 

世界が絶賛する「メイド・バイ・ジャパン」 (ソフトバンク新書) [新書]

川口 盛之助
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

かくも弱々しく日本は世界を魅了する
日本のモノづくりは新しいステージに突入した。「クール・ジャパン」の称号を勝ち得たいま、
どこで作られたか(メイド・イン・ジャパン)ではなく、誰によって作られたか(メイド・バイ・ジャパン)がより重視され、
日本独自の文化的背景を持つ製品やコンテンツが世界で絶賛されている。
日本のモノづくりの何がウケているのかを紐解いてみると、
我々が気付いていなかった、世界市場における新たなビジネスチャンスの発見にもつながるだろう。
戦略的に商品機能に込めるべき日本らしさを5つの商品企画ビジョンに抽出し、多くの具体例を用いてわかりやすく紹介する。
日本の強みを再確認できる手引書。


●日本が生き残るための5つの商品企画ビジョン

◎”道具への愛着を”取り戻せ
商品は単なる機能提供手段ではない

◎ユーザーに”いじられてなんぼ”
完成品を提供する時代ではない

◎”心の安寧”のために仕える道具
作業効率改善のための装置の次にあるもの

◎”弱者”を救う正義という動機付け
悪を倒す強者の正義はない

◎身の回りの”こちら側”目線
統治者のあちら側ではない

内容(「BOOK」データベースより)

日本のモノづくりは新しいステージに突入した。「クール・ジャパン」の称号を勝ち得たいま、どこで作られたか(メイド・イン・ジャパン)ではなく、誰によってつくられたか(メイド・バイ・ジャパン)がより重視され、日本独自の文化的背景を持つ製品やコンテンツが世界で絶賛されている。日本のモノづくりの何がウケているのかを紐解いてみると、我々が気付いていなかった、世界市場における新たなビジネスチャンスの発見にもつながるだろう。戦略的に商品機能に込めるべき日本らしさを5つの商品企画ビジョンに抽出し、多くの具体例を用いてわかりやすく紹介する。日本の強みを再確認できる手引書。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2010/12/18)
  • ISBN-10: 479736307X
  • ISBN-13: 978-4797363074
  • 発売日: 2010/12/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By リン
様々な所で聞かれるようになった「クール・ジャパン」とは一体何かを感じ取る上で、読むべき一冊。

経済産業省も「クール・ジャパン室」を設置し、自国文化への原点回帰を進めているようですが、
私には暗中模索しているように見えます。その主たる原因の一つは「クール・ジャパン」として挙げられる製品やコンテンツの良さを正確に理解できていないからだと感じています。それら製品やコンテンツの多くは、我々国民の中でも、マニアやオタクの人々からの評価に留まることが多く、その良さや真髄を認知している人はほとんどいないのではないでしょうか。

著者は製造業の最新動向だけでなく、漫画やアニメ、萌え系、ギャル文化などにも精通しており、本書の中で、独自の観点から国際的に評価されている製品やコンテンツを選定、紹介しておられます。
私は、プチプチやオカンアートの例など、非常に興味深い例が多く一気に読めてしまいました。

読み進めていく中で、どの製品やコンテンツも、ギャルやオタク、職人さんやオカンまでにも共通する「日本人」が創造したモノなのだと気付かされ、井の中の蛙だった我々は"井の中"をキチンと知らなかったんだと痛感させられます。
「クール・ジャパン」と海外から評価されている部分を感じ取れた気がしましたし、著者が纏められている5つの商品企画ビジョンを盛り込んだ製品が、一つでも多く生み出され"大海"に染み出していって欲しいと自然と思えました。

最後に本の帯にある「かくも弱弱しく日本は世界を魅了する」の一言は、
本書を読み終えてから見ると、改めて納得させられてしまう一言です。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
日経BP、DIMEの記事、テレビ東京「ルビコンの決断」への出演、各地での講演をこなし、現代日本文化の第一人者とも言える川口氏の二番目の書籍。日本のものづくりの最先端について、氏の豊富な現場経験からの緻密な調査と、鋭い分析、また暖かな視点と、ユーモア溢れる文体で、楽しみながら、どんどん読み進めます。実例が豊富なので、私のような製造業の素人にとっては、日本のものづくり最先端の状況を知ることもでき、目からウロコでした。

氏の独自の視点から改めて日本文化を見てみると、オトナな視点からは蔑まれ、嘆かわしい弱者と思われていた、オタク文化、ポップカルチャーの中に、多機能化や高機能化が頭打ちになってしまっている日本のものづくりをもっと元気にする鍵があることが分かります。氏は、世代という軸からも日本を見て、今必要なのは、SONY、TOYOTAなどに代表される「モノづくり魂」をブラッシュアップしてきた世代と、今の「嘆かわしい」文化、しかし世界が注目する「クールジャパン」を創造しつつある若者世代を橋渡しする「装置」が必要と提言しています。これは、川口氏自ら実践されていることでもあるのでしょう。

また、今まで弱点だと思っていた日本と西洋諸国との違いが実はスペシャルでレアな強みであるということです。日本人とはどのような特性をもった民族で、日本の占める世界での位置はどこなのか、そしてこれからどこを目指すべきなのか、指南しています。私たち日本人が何とも思っていなかったことや、恥ずべきことだと思っていたことが、実は宝物であったという発想の大転換です。最後の方の江戸時代のカラクリ人形に見える日本のものづくりの上品さ、センス、技術観のお話は日本人として何とも誇り高い気持ちになりました。

読み終えた後、日本人の性質や日本社会に流れる空気感のようなものを、もっと愛さなくちゃと思いました。個人的に、ぜひとも氏に国の経済産業省などのアドバイザーになって、これからの日本の国家戦略に携わっていただきたいと思ってしまった一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
一気に通読してしてしまった。
深い内容なのにとても読みやすい。
タイトルが少々ベタなのはマーケティング的にしょうがないかもしれないが、
中身は前著同様の「川口節」満載で大満足。
サブカルと真面目なモノ・コトづくりとの橋渡しの重要性がしっかり説かれていて、
本当に多くの読者に読んでもらいたい一冊だと思う。
コンテンツそのものも面白いが、目の付けどころや論理展開の流し方が
大変に参考になる。
二度三度と熟読し直して、頭の使い方そのものから頭に焼き付けたいと思う。
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