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世界が完全に思考停止する前に (角川文庫)
 
 

世界が完全に思考停止する前に (角川文庫) [文庫]

森 達也
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

大義名分なきイラク派兵、感情的な犯罪報道・・。ちゃんとTV観てる?
あらゆる現実に葛藤し、煩悶し続ける最もナイーブなドキュメンタリー作家である著者が、「今」に危機感を持つ全ての日本人を納得させる、日常感覚評論集。斎藤美奈子氏、重松清氏らも絶賛。

内容(「BOOK」データベースより)

地下鉄サリン事件から11年、9.11から5年。イラク戦争から3年…。過剰な善意や偏ったヒューマニズムが蔓延する中、いま僕たちはかつてないスケールの麻痺を抱えて生きている。一方テロへの不安から社会は異質の者への憎悪を加速し、管理統制下の道を辿り続ける。この現実を前に僕らは「一人称の主語」で思考しているか。他者へ想像力を馳せているか。いま最も信頼できるドキュメンタリー作家が煩悶しながら問いかける、まっとうな「日常感覚」評論集。

登録情報

  • 文庫: 279ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/07)
  • ISBN-10: 4043625030
  • ISBN-13: 978-4043625031
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (24件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 107,751位 (本のベストセラーを見る)
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21 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By チャウチャウ VINE™ メンバー
形式:単行本
「今どき、まっとうな意見!」

たしかにその通りだと思う。

扇情的な物言いがはびこる現代社会で、

森達也はひとりで冷めている。

そんな自身のことを、彼は「鈍い」と表現する。

森達也はオウムの内部に13ヶ月も居座って、

その様子を「A」という映画にとったことで有名だ。

だから、変なやつ、特殊なやつと思われることも多い。

この本を読むと、実は彼は特殊でもなんでもなく、

軸が流されていくことのない人間だとわかる。

考えるための本、よい本だと思う。
このレビューは参考になりましたか?
36 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 近頃テレビがホントに怪しくて、面白くない。
 ライブドアがなんで一番目のニュースなんだ?NHKさん。
 わけのわからないゴメンテーター、言葉のオカシなアナウンサー・・・。

 おかしくなる日本。それは自分たちが選択してきた結果でもある、という自覚は自分にはなかなかない。でも、日本は変になっている。彼の“ちょっと待てよ!”は、貴重だ。
 この本売れているのかな?売れてほしいなあ。

このレビューは参考になりましたか?
36 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
日本には報道の真偽を疑わない人がたくさんいる。
それを初めて感じたのはアメリカでテロがあった頃だ。
飛行機が突っ込む映像。悲しむ遺族の姿。怒り狂うアメリカ。
完全にアメリカよりの報道に支配されているマスメディアに
ほとんどの人が疑問を抱いていない。
アメリカが正しいと思っているなら分かる。
だが、そこには「報道が正しいか、間違っているか」という考えすらないように見えた。

テレビには『イラク攻撃』を声高に叫ぶ人が映し出される。
その人たちはその意味を理解しているのか?
「あなたはイラクに核兵器があるのを見てきたのですか?」
「イラクを攻撃するということは、
 私たちと同じような立場のイラクの人が死ぬことになりますよ?
 それもある意味テロではないですか?」

もし日本がイラクの立場だったら、こんな理不尽な話はないだろう。
テロで家族を失った人が言うならまだしも、
他国の赤の他人に「殺せ」と言われていることを考えると、憎悪の念すら湧くはずだ。

だが、その疑問はマスメディアによって麻痺させられている。
誰かの意思で脚色された意見を、誰もが自分の意見だと信じ込んでいる。
自分の発した言葉の意味に無自覚だ。

報道は決して客観的な意見ではない。
リアルタイムで自分自身が見ていない限り、
もうそれは他の誰かの感情によって脚色されている。
私もよくそれを忘れがちだ。

この本は、そんな大多数が『異常』な意見をもつことによって、
『異常』を『正常』と捉えてしまう私たちの麻痺した感情に、
見事に波紋を広げて、弛緩してくれる。
感情は弛んでいるくらいの方が柔軟だ。
この本を手にとって、早いところ硬い感情を捨てた方がいい。

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この人かなり左よりな思考をしてます.

それなりにイイこと言ってたりするのですが
所々とんでもないこと言ってて... 続きを読む
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投稿日: 2007/12/28 投稿者: 人文社会ルプザレジオン
曖昧さを受け入れるためのメソッド
善と悪。
正と邪。
右と左。
勝ちと負け。

見栄えのよい「ワカリヤスサ」ばかりが、... 続きを読む
投稿日: 2007/7/22 投稿者: ambi
タマちゃんを食べる会
多摩川のアザラシ。
まだ記憶にのこる騒動をネタに
動物保護の矛盾を問題提起する作者。
可愛いから保護するのでも、... 続きを読む
投稿日: 2007/7/2 投稿者: JIMY-M
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