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世代間最終戦争
 
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世代間最終戦争 [単行本]

立木 信
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

怒れ若者。年金独り勝ち世代の暴走を許すな。

内容(「MARC」データベースより)

これまでの政治や経済の改革論は、年長者にとって都合のいいものだった。20代、30代の若者の立場から、日本の経済発展を支えた70歳前後の世代を中心に年長者の真の姿を検証。これからの若い世代の生き方を示す。

登録情報

  • 単行本: 245ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2006/10)
  • ISBN-10: 4492394672
  • ISBN-13: 978-4492394670
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 373,364位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
 厚労省が公的年金の重要性を訴えるときに持ち出す標語に「年金は世代と世代の助け合い」というのがある。だが、本書を読むと、この標語は不当景品表示法違反(?)であることがわかる。どうやら年金は「世代と世代の助け合い」じゃなくて「老年世代のぼったくり」であるらしい。第4章(少子化への「警告」の虚実)を読めば、少子化対策が国営ネズミ講を維持するための弥縫策(びほうさく)に過ぎないこともよくわかる。

 本書の特徴は、このような「年金偽装」の実態を豊富なデータとさまざまなエピソードをもとに、明快(痛快?)に説いているところにある。

 まもなく団塊の世代が定年を迎えることを考えると、「世代間最終戦争」はもはや終盤戦なのかもしれないが、「大本営発表」に踊らされて、マイナスの収益率の年金保険を強制的に買わされ続けないためにどうしたらよいのかを考えるために有益な1冊と感じた。見出しが面白すぎて東洋経済さんの本なのに大丈夫?と思ったので☆ひとつ減点。
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形式:単行本
「あとがき」の最後は「戦いの火ぶたは切って落とされました」と締めくくられ、本気で高齢者世代をすべて敵に回す「勇気ある一歩」を踏み出したともいえる意欲作。挑発的な論調はますます冴え、たとえば「できちゃった婚」のカップルには少子化対策の一環として国からお祝い金200万円を支給する(総額にして3千億円にも満たない。数十兆円という年金予算と比べると微々たるものだ)など「夜も眠れないほど興奮する予算案」が目白押しだ。他にもゼロ歳児にも選挙権を与える、参議院を廃止して「若者院」をつくる等等、若者にとっては想像するだけでワクワクするような、老人にとっては想像するだけで背筋が凍るような提言が続々と繰り出される。これまで言われてきた「民主主義」には時間軸という考え方が抜けていることをつくづく考えさせられる本。民主主義は常に善だと教わってきた人にとっては大きな発見があるはずだ。
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形式:単行本
今回はお堅い出版社からだけに筆者独特の毒舌は期待できないかな、と思っていたが、予想外の面白さだった。

「お年寄りは杖さえつけば弱者を名のれるのか」「財政的胎児抹殺社会」といった具合の毒舌ぶりだ。

世代会計的な視点はあいかわらず鋭く、将来世代の納税者に負担を転嫁する60年償還の国債の問題を、徹底的にえぐっている。

筆者によると、60年後の納税者の最も若い世代は、実は40年後にしか生まれてこないというわけだ。

よって、20才以上の現世の成熟世代にだけ、将来債務(巨額公債)の決定権(参政権という予算・資源配分決定権)を持たせるのは、おっしゃる通り、世代ファシズムであり、

「痛みを飛ばす現代日本の無痛文明社会」を上手に維持するためのトリック装置かもしれない。

「少子化政策」の欺瞞を尽きながら、「少老化政策」という超斬新な視点で高齢化社会をコペルニクス的にひっくり返す論法も、極めて刺激的だ。

いずれにせよ、「おばさん化する日本」の矛盾を暴いた「入門年増経済」の決定版だ。
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