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世の中ついでに生きてたい (河出文庫)
 
 

世の中ついでに生きてたい (河出文庫) [文庫]

古今亭 志ん朝
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

志ん朝没後10年。名人の名調子で聴く、落語の話、芸談、楽屋裏の話、父志ん生の話、旅の話、そして、ちょっといい話。初めての対談集。お相手は兄馬生から池波正太郎まで。

内容(「BOOK」データベースより)

座談の名手としても一家をなした、志ん朝師匠の初めての対談集。落語の話、芸談、楽屋裏の話、家族の話、父・志ん生の話、旅の話、そして、ちょっといい話。

登録情報

  • 文庫: 205ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2011/12/3)
  • ISBN-10: 4309411207
  • ISBN-13: 978-4309411200
  • 発売日: 2011/12/3
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
対談からも志ん朝師匠の江戸前の語り口が聞こえてくるようだ。特に同じ偉大な親父を持った息子どうしの中村勘九郎(現、勘三郎)や、だじゃれ満載の荻野アンナとの対談などが面白かった。池波正太郎とは、いかにも気がおけない者どうしの対談になっていて、師匠の素顔がうかがえる。

明るい芸風の陰でいかに努力の人であったか、芸に厳しい人であったかもうかがい知ることができる。だがあくまで目指していたのは文楽師匠のようにではなく、「芸は人なり」そのものの志ん生師匠のようだったと知って、改めてその死はまだ早すぎたと思う。

山藤章二が「噺家の中でも志ん朝さんの様子のよさは群を抜いている」と書いているが、まさにその通り。もちろん高座を観れば一目瞭然だが、それができない今、CDを聴く以外にそれを味わえる貴重な資料です。表紙の写真もいい。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
刮目せよ!

いきなり偉そうな出だしですが、それくらい面白かった古今亭志ん朝の対談集。

なにせ対談の相手が金原亭馬生、池波正太郎、結城昌治、
山藤章二、江國滋など錚々たるメンバーで落語ファンなら涎がとまりません。

中でも兄・馬生との対談では
噺家兄弟それぞれが持つ志ん生への愛憎が読み取れて実に面白い。

父・志ん生からの脱却を生涯のテーマとした馬生の落語をもっと聴いてみたいと思う。

また、結城昌治に志ん朝が語る志ん生と文楽の比較論も秀逸。
二大名人の比較論がそのまま志ん朝自身の自己分析へ繋がっていて、
志ん朝とは正に江戸から続く近代落語史の集大成的な存在だったのだなとしみじみ納得。

ああ、今夜は志ん朝を聴いて寝よう。
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14 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
噺の名人は対談の名手でもある。

志ん朝師匠が、山藤章二から林家こぶ平(現:正蔵)まで、9人の

落語好きとの対談集。

不思議なもので、話の端々に志ん朝の人柄も見えてくるが、同時に

その相手の人物像が浮かび上がってくる。噺の名人は対談の名手でもあ

ることの証のような本。

「世の中ついでに生きてたい」というのは、ずぼらには生きていけない

性分だった志ん朝師匠の願望のような言葉で、志ん生の息子であることを

意識しながらも、また違う芸の道を歩んだ人らしい言葉でもある。
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