私の子供がこの病気を患い、11年目。下の子供が就活。それを見て、長男が、焦り気味でありました。
今でも、仕事をしない人間は半人前みたいな、貶めが、患者を、傷つけているのだろうと思います。中井先生は、無理に働くことがないという立場の先生で、これを読んで、
長男に胸を張って、ぶらぶらしておきなさい。今あなたは、治療という大事な仕事をしているのだから。というと、本当に、安心したような顔になり、家族もホッとしました。
後ろ半分は、中井先生のフレーズです。
実際治療には中井先生以外のパターンも書いています。ただ不思議なことに、中井メソッドをつかうと、子供の症状は改善していくのが、よくわかります。ほかの本は抽象的で役に立ちませんでした。
新薬以前の治療が、主であった中井先生の方法が、リスパダール以後の新薬にも十分通じるという普遍性に驚いています。
症状にかんしては、新薬以前が多彩であるため、新しい本には載っていない、微妙な変化<たとえば微分回路的なものの失調など>が、多く書かれているので、とても参考になります。
この本に関しては、治療者よりも、患者家族向けのヒントが、多いように思われます。