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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
数学から哲学へ,
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レビュー対象商品: 世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) (新書)
模様のアラベスクに興味があり、幾何学にたどり着いた。
すると、数学という学問に興味が出てきた。 この本は、私のような数学素人が、学者に素朴な質問をする形で 行われており、とても気軽に読み進められる。 しかし、なぜ気軽に読めるのかというと、小川氏の鋭い質問に よるものである。 いろいろな公式や、藤原氏がおっしゃった言葉を見逃さず 次の会話につなげている。 それは、作家ならではの記憶力と視点であり、 私だったら「へぇ・・・、なるほど」で終わってしまう会話を 見事に咲かせている。 ますます数学という学問に興味が出てきました。 学生時代にもっと勉強しておけばよかった、と思う反面、 年を重ねて新たな視点で数学という学問を知ることができ、 人生の面白さを知る。
16 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
美という価値観を共有する二人の対談が楽しい,
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レビュー対象商品: 世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) (新書)
本書はヴォリューム的には物足りないかもしれない(2時間あれば読める)が、数学の素人である小川氏に対して、抽象的で何の役に立つか分からないが美しいとしか言い様がない数学の諸定理と証明の魅力およびその美を発見した数学者の劇的な生涯のさわりを実に熱く語る藤原氏と、小説家の勘で打てば響くような感想を述べ、質問をする小川氏という、分野は異なれど美という価値観を共有する二人だからこその対談が実に楽しい。友愛数、完全数と江夏の背番号の話など、傑作「博士の愛した数式」完成に至る舞台裏を覘く面白さもある。醜い定理の紹介も興味深い。国民性と数学の発展の歴史の関係もコンパクトにまとまっている。俳句に代表される美的感受性に富んだ日本人数学者の偉業は、日頃創造性に欠けると自己嫌悪に陥りがちな日本人に自信を与えてくれる。
フェルマーの定理の証明に関する説明等、抽象的すぎて藤原氏の自己陶酔に終わり我々素人が共感しにくい箇所があるのは残念。しかし、実際に式で説明される定理は、自然数の和、2乗及び3条の和、あるいは素数の個数は無限であること等証明つきのものも、n以下の素数の個数を求める式、なぜかπが出てくる無限級数の和、ビュッフォンの定理のように証明は省略されているものであっても、複雑な計算の結果が簡単な解に収斂することに驚く。未解決だが6以上の偶数はすべて二つの素数の和で表せるというゴールドバッハの問題には素数の世界の底知れぬ深淵を覘く興奮を覚える。そこに神の隠していた数学の面白さというか美がある訳で、私などは感動に震える。そのような数学の魅力、あるいはそれを生み出した数学者とはどんな人たちかに関心を覚えた人は、藤原氏の「天才の栄光と挫折」「心は孤独な数学者」等に読み進めばよいだろう。本書はそれら著書と「博士の愛した数式」の格好の架け橋になる本である。
32 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
“数字の世界に隠された真理がいかに崇高な永遠を体現しているか”,
By missundaztood (古都京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) (新書)
数学アレルギーなのに志望している学部が理系であるという
不幸な受験生である私が 本書を読もうと思ったのは、少しでも数学に親しみを持ちたかったからです、 そしてあわよくば数学の成績が上がればいいなという下心もありつつ…そんな願いからでした。 買って半日で読み終わった今、 後者の願いは未だ実現されてはいませんが、まあいずれするとして(笑) 前者の望みは間違いなく叶ったと言っていいでしょう。 ただ、親しみを持ったというよりも それまでの数学に対する無知な偏見が気持ちいいほどあっさり裏切られ、 数学の持つ崇高で純粋な美しさに感動を覚えたと言った方が正しいかもしれません。 この本に出会って、理系を選択して良かったと思えました。 神様がこの果てしない宇宙にそっと隠した美しい真実。 それを見つけるのが数学者の仕事であり、 そして彼らが長い歴史の中で並々ならぬ努力と執念と気高い志で 辿り着いた真理を、後世の私たちは学ぶことができる。 とっても幸せなことですね。 限られた時間内に問題を素早く解くテクニックや結果重視の数学教育では、 決して知り得ることのなかった大切なことがこの本には書いてあります。 また圧倒的な知性とユーモアのある藤原正彦さんの話は決して難解でも堅苦しくもなく、 心地よく私たちを数字の世界に招きいれてくれます。 また聞き手を務めた作家の小川洋子さんも、 数学が苦手だったとはちょっと信じられない鋭い数学的センスと 文学者としての美的感受性で、 まさにこの二人はベストの組み合わせだと思いました。 数学を敬遠しているそこのあなた。 この本を読んで、学校では教えてくれない数字の世界をのぞいてみませんか??
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5つ星のうち 5.0
博士の愛した数式 の 裏話
博士の愛した数式 の 裏話のようなもの。 数学に興味が沸く話があるかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/6 投稿者: kaizen
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