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世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書)
 
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世にも美しい数学入門 (ちくまプリマー新書) [新書]

藤原 正彦 , 小川 洋子
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (77件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「美しい数学ほど、後になって役に立つものだ」数学者は、はっきりと言い切る。想像力に裏打ちされた鋭い質問によって、作家は、美しさの核心に迫っていく。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤原 正彦
1943年旧満州新京生まれ。数学者、エッセイスト。お茶の水女子大学理学部教授。米英の大学で教鞭をとった経験を持つ。数学者の論理的視点と日本文化を深く愛する情緒的観点による、独自の発言や作品で知られる

小川 洋子
1962年岡山市生まれ。早稲田大学第一文学部文芸科卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞。91年「妊娠カレンダー」で第104回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 173ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2005/4/6)
  • ISBN-10: 4480687114
  • ISBN-13: 978-4480687111
  • 発売日: 2005/4/6
  • 商品の寸法: 17.8 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (77件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
本書はヴォリューム的には物足りないかもしれない(2時間あれば読める)が、数学の素人である小川氏に対して、抽象的で何の役に立つか分からないが美しいとしか言い様がない数学の諸定理と証明の魅力およびその美を発見した数学者の劇的な生涯のさわりを実に熱く語る藤原氏と、小説家の勘で打てば響くような感想を述べ、質問をする小川氏という、分野は異なれど美という価値観を共有する二人だからこその対談が実に楽しい。友愛数、完全数と江夏の背番号の話など、傑作「博士の愛した数式」完成に至る舞台裏を覘く面白さもある。醜い定理の紹介も興味深い。国民性と数学の発展の歴史の関係もコンパクトにまとまっている。俳句に代表される美的感受性に富んだ日本人数学者の偉業は、日頃創造性に欠けると自己嫌悪に陥りがちな日本人に自信を与えてくれる。

フェルマーの定理の証明に関する説明等、抽象的すぎて藤原氏の自己陶酔に終わり我々素人が共感しにくい箇所があるのは残念。しかし、実際に式で説明される定理は、自然数の和、2乗及び3条の和、あるいは素数の個数は無限であること等証明つきのものも、n以下の素数の個数を求める式、なぜかπが出てくる無限級数の和、ビュッフォンの定理のように証明は省略されているものであっても、複雑な計算の結果が簡単な解に収斂することに驚く。未解決だが6以上の偶数はすべて二つの素数の和で表せるというゴールドバッハの問題には素数の世界の底知れぬ深淵を覘く興奮を覚える。そこに神の隠していた数学の面白さというか美がある訳で、私などは感動に震える。そのような数学の魅力、あるいはそれを生み出した数学者とはどんな人たちかに関心を覚えた人は、藤原氏の「天才の栄光と挫折」「心は孤独な数学者」等に読み進めばよいだろう。本書はそれら著書と「博士の愛した数式」の格好の架け橋になる本である。
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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
・・・アジアでもヨーロッパでも、天才が生まれる場所は決まっている。

決して人口に比例してはいない。

 藤原さんの考えでは3つの条件がある、と。

 そして、日本は、天才数学者を輩出していること。

 世界的にみても、文学と数学が突出しており、

 優れた独創性・美的感受性を持っていること、

 人はパンのみにて生きるにあらず、

 数学や芸術にとって大切なことは、「美と感動」・・そして、人生にとっても、

 という藤原さんの持論が、小川さんとのやりとりの中でごく自然に伝わってきます。
このレビューは参考になりましたか?
35 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
数学アレルギーなのに志望している学部が理系であるという

不幸な受験生である私が

本書を読もうと思ったのは、少しでも数学に親しみを持ちたかったからです、

そしてあわよくば数学の成績が上がればいいなという下心もありつつ…そんな願いからでした。

買って半日で読み終わった今、

後者の願いは未だ実現されてはいませんが、まあいずれするとして(笑)

前者の望みは間違いなく叶ったと言っていいでしょう。

ただ、親しみを持ったというよりも

それまでの数学に対する無知な偏見が気持ちいいほどあっさり裏切られ、

数学の持つ崇高で純粋な美しさに感動を覚えたと言った方が正しいかもしれません。

この本に出会って、理系を選択して良かったと思えました。

神様がこの果てしない宇宙にそっと隠した美しい真実。

それを見つけるのが数学者の仕事であり、

そして彼らが長い歴史の中で並々ならぬ努力と執念と気高い志で

辿り着いた真理を、後世の私たちは学ぶことができる。

とっても幸せなことですね。

限られた時間内に問題を素早く解くテクニックや結果重視の数学教育では、

決して知り得ることのなかった大切なことがこの本には書いてあります。

また圧倒的な知性とユーモアのある藤原正彦さんの話は決して難解でも堅苦しくもなく、

心地よく私たちを数字の世界に招きいれてくれます。

また聞き手を務めた作家の小川洋子さんも、

数学が苦手だったとはちょっと信じられない鋭い数学的センスと

文学者としての美的感受性で、

まさにこの二人はベストの組み合わせだと思いました。

数学を敬遠しているそこのあなた。

この本を読んで、学校では教えてくれない数字の世界をのぞいてみませんか??
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数学の妖しくも不思議な魅力が横溢
  小説「博士が愛した数式」執筆を切っ掛けに知り合った作家と数学者が「圧倒的に美しい」数学の世界に読者を誘う。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: 読書散歩
醜い証明
 本書は、藤原氏の冗談を小川氏が受け流しながら、数学者は何を求めて、一生を研究にかけているかが語られています。... 続きを読む
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投稿日: 9か月前 投稿者: たいちまま
単純に面白い読み物
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投稿日: 16か月前
数学者と文学者の数学談義
数学者の藤原正彦さんと作家の小川洋子さんの対談を本にまとめたものです.お二人の関係は,小川さんが「博士の愛した数式... 続きを読む
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数学の芸術としての深さを教えてくれた美しい本
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数学と、世界の各地域(国)の文化が結びついていたとは!…
私は数学アレルギーというよりも、読みもしないまま『国家の品格』アレルギーであり、
藤原アレルギーを抱えていました。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/3 投稿者: freesia
美しいことの苦しさ
実用的でないから美しい。
これを言い切ることが大事ですね。

実際、美しいと思うし。
そして、... 続きを読む
投稿日: 2010/4/11 投稿者: dance3
だって君、この数式は美しいじゃないか。
ごちゃごちゃしていた図形が、
ただ補助線を一本引くだけで、
すっきりしたものになる。
何事にも変えられない経験だ、と。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/21 投稿者: shigekey
 博士の愛した数式 の 裏話
博士の愛した数式 の 裏話のようなもの。
数学に興味が沸く話があるかもしれない。... 続きを読む
投稿日: 2010/2/6 投稿者: kaizen
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